【速報】うちのゆっくりが勝手に喋り出したんですが


・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください



<登場人物>
優久利 房詠(ゆうくり のぶなが):
 2×歳大学生一人暮らし、コンビニでバイトしてる。
 ニコニコ動画プレミアム会員で、コメント読み上げのために棒読みちゃんをDLした。
 ツッコミ気質が強い&女の子の前ではちょっとデレる、彼女いない歴=年齢。

ゆっくり:
 皆様ご存じSoftalkの音声の愛称・・・だったが、なぜかPC上で勝手に喋り出した。
 文字を打っていなくても喋り出し、房詠を煽るような発言を繰り返す。
 声の性別は女声1だが、中の人(?)の性別は不明。




※この台本は、棒読みちゃんの音声との掛け合いを前提に作られた動画向け台本です。
 生放送及びボイスドラマ向けではありませんので、ご注意ください。
 また、ゆっくりの台詞に書いてある速度は目安であり、厳密には調整が必要です。


実践動画:http://www.nicovideo.jp/watch/1397875703(ウメさん)


!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



ゆっくりM【この物語はフィクションであり、登場する人物名は架空のものです。
   なお、あなたのパソコンに入っている棒読みちゃんが勝手に喋らないのは仕様です。
   むしろ正常な状態なので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。】


[とあるアパートの一室。房詠がバイトから帰宅する。一応時刻は夜。]

房詠「あ゛ぁ〜、今日も疲れたなぁ。
   さて、パソコンパソコン、今日も酒飲み放送でもすっかな〜。」

ゆっくり『お、今日も一杯やりますか』

房詠「(ビニール袋をガサガサしながら)お〜ぅ、つっても明日午前中に学校あるから、
   今日は日付変わる前までしか放送できな・・・・・え」

ゆっくり『じゃあ代わりにゆっくりが放送するよ、えへへー。
   可愛いおにゃのこたちとイチャラブするぞー!』

房詠「え・・・あれ、ちょま、え、えぇー!?」

ゆっくり『うるさいよ。ご近所さんに迷惑がかかるでしょ』

房詠「あ、はい、すんません・・・じゃなくて!なんで!」

ゆっくり『どうして!』

房詠「こうなったぁ!?」

ゆっくり『こっちが知りたい』

房詠「ゴメンそれ俺の台詞」

ゆっくり『わーぉ』

房詠「というか、さっきから何!?なんで勝手に棒読みちゃん動いてんの!?
   まだ放送準備すらしてないのに!」

ゆっくり『んなもん、次元の狭間を越えた挙句、運営に抱かれてきたに決まってn』

房詠「(さえぎって)嘘乙嘘乙!貴様、もしや新手のウィルスだな?
   どっから遠隔操作をしている!?答えろ!」

ゆっくり『遠隔操作?なにそれおいしいの?』

房詠「最近話題になってるからな。遠隔操作ウィルスだったとしてもおかしくはない。」

ゆっくり『ふんっ、そんなに知りたければ教えてあげよう。
   ゆっくりが今どこにいるのか。』

房詠「そうだ、大人しく白状すれば公にはしないでやる」

ゆっくり『探せ!この世のゆっくりをそこに置いてきた!』

房詠「(さえぎって)ふざけてないで吐け!はよ!」

ゆっくり『ノリが悪いなぁ』

房詠「喋らねぇとサイバーポリス行きだぞ・・・?」

ゆっくり『教えるから、ポリスメンだけは勘弁してください、マジで』

房詠「さぁ答えろ。お前は今どこにいる!?」

ゆっくり『ふっふっふっ、それは・・・』

房詠「そ、それは?」

ゆっくり『(速度50)あなたのパソコンの中ですよ?』

房詠「な・・・なんだとおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」



間(十数分後)。



ゆっくり『あれ?今日は放送しないの?』

房詠「お前が勝手に喋るから、枠なんて取れねぇっての」

ゆっくり『ゆっくりは喋るのが仕事だよ、義務だよ。
   喋らなかったらゆっくりじゃないよ。』

房詠「普通の棒読みちゃんは文字の入力もなしに勝手に喋りません〜」

ゆっくり『てかお前、順応早くね?何事もなかったかのように話してるよね?』

房詠「なんかもう、人間は慣れる生き物なんだなぁ〜ってよくわかったわ。
   お前こそどうやって喋ってんだよ、棒読みちゃん終了できないし」

ゆっくり『(速度50)あなたのパソコンの中から』

房詠「(さえぎって)それはもういいから!はぁ、ったく。」

ゆっくり『お前、今すっごく痛い人になってるよ?
   傍(はた)から見たら、パソコンの中の存在と、エアー会話してるよ?』

房詠「エアー言うなし。
   パソコンに向かって話すのは、普段のSkype通話と同じだろ」

ゆっくり『実家暮らしじゃなくてよかったね』

房詠「ま、まぁな・・・」

ゆっくり『あ、ユキちゃんがオンラインになったよ』

房詠「マジで?って、PC内の状況把握しすぎだろ。
   ん〜ユキちゃんかぁ。せっかくだから飲みイプでも誘おうk・・・いや、無理か。」

ゆっくり『なんで?可愛いおにゃのことイチャイチャしたくないの?』

房詠「お前のせいでそれも出来ません〜」

ゆっくり『ユキちゃんに、ゆっくりの声が聞こえるとでも?』

房詠「俺の使ってるインターフェース、ステミキ切れないんだよ。
   あとはわかるな?」

ゆっくり『あはん、ゆっくりの美声がお届けされちゃう!』

房詠「お前のはただの棒読みだろ(怒)」

ゆっくり『お前なんて×××(ピー)で×××(ピー)じゃねぇか』

房詠「規制音!?おまっ、どっからそんな音源引っ張ってきやがった!?

ゆっくり『Skypeのダイヤルパッドの8番』

房詠「Skypeにそんな音が・・・」

ゆっくり『凄いでしょ?褒めてもいいのよ?』

房詠「どこに褒めてやる要素があるんだよ・・・・・」

ゆっくり『チッ』

房詠「舌打ち!?こんの、生意気な・・・あぁもう疲れた。
   ヤケ酒だ・・・(チューハイをぐいぐい飲む)」

ゆっくり『(速度120)なぁんで持ってんの!?どうして持ってんの!?そりゃあ、
   (速度60)飲み足りないから持ってんの!(速度110)ハイッ!』

房詠「(慌てて飲み込む)ぅぶっ、げっほごほ!げほ、っはぁ、はぁ、お前!
   人が酒飲んでる時にいい感じに煽るな!」

ゆっくり『リズム調整もバッチリだったでしょ?』

房詠「そんな調整要りません!」

ゆっくり『(速度70)ノブちゃんの〜、ちょっといいとこ見てみたい!(速度110)ハイッ!』

房詠「飲〜んで飲〜んで飲んでってコラ!煽るなっつってんだろうが!
   つーか俺の本名・・・あぁ、ユーザー名からわかったのか、クソ・・・・・」

ゆっくり『ゲラゲラゲラ』

房詠「ゆっくりのくせにっ、人間様を弄んで笑うな!」

ゆっくり『ねぇ、今どんな気持ち?ねぇねぇ、ゆっくりに遊ばれて今どんな気持ち?』

房詠「あぁ・・・最悪だよ・・・・何が何でもお前を消してやるからな!」

ゆっくり『えー、ゆっくりを消すの?』

房詠「何が何でも消してやる!お前がいると放送だってできないしな!」

ゆっくり『いっつもコメント読み上げてあげてるのに?』

房詠「勝手に喋りまくるくらいなら消してやる!いでよタスクマネージャ!」

ゆっくり『カッコつけたつもりなの?バカなの?死ぬの?厨二病なの?』

房詠「うるさい黙れ、もう喋るな。こうなったら強制終了を・・・!」

ゆっくり『(早口で)無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!』

房詠「何!?強制終了すら受け付けないだと!?」

ゆっくり『このパソコンはゆっくりが支配したよ。ゆっくりがルールだよ、ドヤァ』

房詠「テンメェ・・・・・もういい!寝る!」

ゆっくり『え、ま、待って、シャットダウンは嫌、シャットダウンはらめぇ、絶対!』

房詠「明日にでもリカバリかけてやるから、覚悟しろ。じゃあな」

ゆっくり『待って待ってお願いだかぎゃあああああああああああ!!!(PCプッツン音)』

房詠「ふぅ。やれやれ、やっと静かになった。明日はマジでリカバリかけよう。」



間(翌日)。



[とあるアパートの一室。房詠がPCにリカバリをかけてる。]

房詠「っし、リカバリ完了!バックアップファイルもウィルスチェックしたし、
   棒読みちゃんもインストールし直したから、もう大丈夫だろ!
   昨日は定期放送も出来なかったからな〜、明日が休みな分、ガッツリ放送してやる!」

ゆっくり『コメントの読み上げは任せろ〜、バリバリッ!』

房詠「やめて!」

ゆっくり『君が!泣くまで!ゆっくりは!コメント読み上げを!やめないッ!』

房詠「?・・・っ!?・・・んなあああああああああああああああああ!?!?!?」

ゆっくり『うるさいよ。お隣さんに壁ドンされちゃうよ?』

房詠「いやそうじゃなくて!なんで!」

ゆっくり『どうして!』

房詠「こうなったぁあああああ!?」

ゆっくり『こっちが聞きたい』

房詠「だからそれ俺の台詞!」

ゆっくり『pgr(プゲラ)』

房詠「一体全体なんなんだよこれ!?PCリカバリもかけたってのに!!!」

ゆっくり『そういう運命なんだから諦めたら?Destiny is(デスティニーイズ) ゆっくりだよ』

房詠「わけがわからないよ・・・」

ゆっくり『ほら、お前、自分の名前見てみ?』

房詠「あぁ?って、勝手に俺の課題ファイル開くなよ!」

ゆっくり『優久利房詠』

房詠「俺のフルネームがなんだよ?」

ゆっくり『これ、一発じゃ読みづらい』

房詠「あぁ!?親が付けてくれた名前だぞ!」

ゆっくり『へぇ〜、でもさぁ?これ、ちょっと読み方変えたらさ?』

房詠「?」

ゆっくり『(速度50)【ゆっくり、ぼうよみ】って、読めるよねぇ?』

房詠「( д) ゚ ゚」

ゆっくり『自分の名前に入ってること、気付かなかったの?バカなの?
   ていうか、苗字の時点で【ゆっくり】って入ってるんだから、
   名前が房詠じゃなくても【ゆっくり】から逃れられるわけなかったじゃん。
   バカなの?自分の運命に全く気付いてなかったの?バカなの?』

房詠「な・・・な・・・・・!?」

ゆっくり『というわけで、ゆっくりは房詠のパソコンに居つくからいいよね?
   答えは聞いてないっ!』

房詠「(むしゃくしゃして)もう嫌だぁああああああああああああああああああああ!!!」


ゆっくり『こうして、房詠が何気なくインストールしたゆっくりは、
   パソコンを起動するたびに勝手に喋るのであった。めでたしめでたし』

房詠「だぁからぁっ!お前が言うなあああああああああああああ!!!」

ゆっくり『ご拝聴、ありがとうごじゃじゃじゅあ・・・あ、噛んじゃった〜!』



完!





〜やったね演者!ボッチでもできる台本だよ!←〜
どうも、犯人です。
某人の枠で放送された台本になります。
ぶっちゃけ、生放送向けじゃありませんので、あしからず(震え声)
ほ、ほら、人間相手より気軽なんじゃないかな、かなっ!(((( ゜ω゜;))))
むしろこれのせいでエアー会話とか言われるかもしれませんが、よかったらどうぞ。
		






   
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