<登場人物> 流踊(はせおどり): ボケてるつもりはないけどボケ側。当人はいたって健全な人間です。 朴木(ほおのき): 漫才やってるわけじゃないけどツッコミ側。流踊の素っ頓狂さに滝汗が止まらない。 ※配役はどちらも不問になります。 !━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━! 流踊「ヨーグルトってさ。・・・・・なんか、卑猥だよね」 朴木「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ええっと、ドウシテソウナッタノカナ?」 流踊「何が?」 朴木「流踊のさっきの発言」 流踊「素朴な疑問です」 朴木「素朴だけど突発的でとんでもない疑問です」 流踊「だって卑猥じゃん」 朴木「Why?」 流踊「こう、白くてドロッとしてるから」 朴木「あ〜、流踊の食べ方だと、よ〜くかき混ぜてから食べるから尚更だね」 流踊「誤って顔とか手とか服とかに付いたらすっごく卑猥」 朴木「見た目は確かに卑猥かもしれないね!?」 流踊「マツタケの頭の部分にかけr」 朴木「(さえぎるように)それ以上はやめておこうか」 流踊「うん、とりあえず卑猥」 朴木「はぁ・・・・・あのー、割と言いづらいんだけどさぁ」 流踊「ん?」 朴木「それ、内容量400gのヨーグルトを食べている最中に言っちゃいます?」 流踊「だって」 朴木「何?」 流踊「エロかったんだもん」 朴木「っ、ヨーグルトが?」 流踊「いんや?朴木が」 朴木「・・・・・・え?」 流踊「朴木がエロかった」 朴木「〜〜〜〜〜〜、どういうことでしょうかねぇ流踊さん!?」 流踊「だから、ヨーグルト食べてる朴木がエロかった」 朴木「普通に食べてただけですけど!?」 流踊「え、あれ普通なの?」 朴木「えっ」 流踊「口に入れ損ねたヨーグルトを指で掬ってペロリっていう、アレ」 朴木「・・・・・。」 流踊「そうか、ああいう食べ方が普通なのか・・・」 朴木「いいいいいいいやあれは零れそうになったからついやっちゃっただけであって! 普通ではない、断じて!しかし!別にエロくなかった、はず! むしろ比較的日常の中でも見られる可能性のある仕草だよ!」 流踊「ん〜、じゃああれはやはりヨーグルト効果というわけかぁ」 朴木「・・・・・・ヨーグルト、効果?」 流踊「指先をペロリする仕草は比較的日常でもありうると仮定してもだ。 そこにヨーグルトという要素が交わるととても卑猥に見える。 ゆえにヨーグルトは卑猥。」 朴木「至極真面目におっしゃっていますが流踊、仮にヨーグルトを卑猥としましょう。 ・・・今あなたが食べていらっしゃるものは?」 流踊「ん?食べてるものって、ヨーグルト?」 朴木「ヨーグルト=(イコール)卑猥、流踊が食べているもの=ヨーグルト、つまり?」 流踊「ハッ!?」 朴木「今我々は、卑猥なものを食べているということになりません?」 流踊「なんと!」 朴木「さすがに食べ物が卑猥だなんて現実、受け止めたくないよね?ないですよね!? というわけで、ヨーグルトを卑猥っていうのはやめようk」 流踊「(さえぎるように)大変だぞ朴木。人類は現在ヨーグルトによる侵略を受けている。」 朴木「・・・・・・・・・・・え゛」 流踊「ヨーグルトは食べ物だ、紛れもなく。 しかし『白濁液のような性的な何か』は決して食べ物ではなく、 それを口に運んでいるような絵には18禁だろうがなかろうが、 『注意:これは練乳です』などと食べ物に変換して見るようにと注意書きがある。」 朴木「え、えぇ、よく見ますね、練乳ネタ」 流踊「練乳だけならまだしも、実はヨーグルトに類似した存在も使われているんだよ」 朴木「ヨーグルトに、似たもの?」 流踊「そう、ケフィアだ」 朴木「・・・あぁ、飲むヨーグルトみたいなやつだね。」 流踊「『これは、白濁液のような性的な何かですか?』と聞かれた時、 『いいえ、ケフィアです』とテンプレートのような回答がよく返される」 朴木「ケフィアさんマジ風評被害」 流踊「このように、本来は『白濁液のような性的な何か』であるにもかかわらず、 健全を装うためのスケープゴートとしてヨーグルトが使われている現実がある。 ということは、将来的に白濁液以下略とヨーグルトの視覚的区別が曖昧化して、 ヨーグルトを食べている様子が卑猥に見えるようになってもおかしくはない!」 朴木「超理論の展開が止まらない・・・・・流踊戻ってきてー(泣)」 流踊「つまり!我々は割とよく口にする食料・ヨーグルトによって、 ありとあらゆる場面が卑猥に見えてくるように誘導されている!」 朴木「どうすれば・・・どうすれば流踊は戻ってくるんだろう・・・・・・・あ、そうだ」 流踊「あな恐ろしやヨーグルト効果!!!」 朴木「流踊流踊、これやる」 流踊「ん?何々?」 朴木「ブルーベリー味のヨーグルト」 流踊「おぉ〜」 朴木「真っ白じゃないから、卑猥じゃないと思う」 流踊「・・・・・確かに。」 朴木「ヨーグルトも着色してしまえば卑猥に見えないんじゃないかな」 流踊「ハッ!なるほど。さすが朴木」 朴木「それ食べていいから、20秒くらい前まで考えてたことは全て忘れよう、ね?」 流踊「あれ、何について考えてたっけ?」 朴木「思い出さなくていいよ〜、ほらほら、イチゴ味もあるからね〜」 流踊「わーい朴木太っ腹〜、いっただっきま〜す」 朴木「(小声)ふぅ、何とか超次元白濁液誤認理論もといヨーグルト卑猥説は回避できたか。」 流踊「あ〜ヨーグルトがうまうまなんじゃ〜」 朴木「そりゃあよかったねぇ。ほら、ヨーグルトじゃないけどバナナもあるよ」 流踊「バナナ〜バナナ〜♪・・・・・・あ」 朴木「どうした?」 流踊「バナナに、ヨーグルト」 朴木「・・・・・はい、バナナとヨーグルトです」 流踊「・・・究極の組み合わせ。」 朴木「お願いだからもう何も見出さないでぇ!(泣)」 おしまい。 〜これはヨーグルトですか?いいえ、後書きです〜 どうも、犯人です。 5月15日をWikiで調べたところ、「ヨーグルトの日」と出てきましたのでつい← 作者は大きいサイズのヨーグルトはしっかりかき混ぜてから食べる派なので、 白くてドロッとしてます(´ω`)オーヒワイヒワイ 某チョコ棒台本に似た形式のショートコント的な話ですが、よかったらどうぞ。
Copyright © 2012 ほにゃららら。