ストーカーも平和(カオス)です。


・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください



<登場人物>
椎名有希(しいな あき):
   一応常識人。周りが変人だらけなので苦労してる。鎖衣と詩衣の幼馴染。ツッコミ。
   変態には全力で突っ込む。ノンケです(ここ重要)。
月宵神無(つきよい かんな):
   入学時に有希に一目惚れした変態。凄く残念なイケメン。ドM(ただし対有希のみ)。
   有希以外には爽やか系好青年。脱いだら凄いらしい。
鳴美拓人(なるみ たくと):
   夏休み明けにやってきた転校生。文武両道の優等生である上に理事長の息子。
   転校早々、鎖衣に一目惚れ。常に余裕ある穏やかな笑みを浮かべ、敬語口調。
外道 鬼妖(とのみち きよ):
   広報部3年生。BLを始めとした様々なネタへのノリが良い。同期でも弄る←
   謎の人物からコスプレ服や裏情報を提供してもらっているらしい。
久々野 黎乃(くぐの れの):
   3年生。水泳部部長。なぜか同年代に対して他人行儀が外せない。
   男子の中でも可愛い顔をしており、お姉様ウケと腐女子・腐男子ウケがいい。
久志灯 美耶(くじとう みや):
   1年生。柔道部。黎乃を愛して止まない肉食系女子。但し経験はない。
   傍から見ればただの元気っ子。触覚みたいに前髪が跳ねてる。




!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



有希「拓人、部活の見学ってもう行ったのか?」

拓人「そういえばまだ・・・ここは部活動入部に対する強い推奨はないんですね。」

神無「拓人がいた学校は必須だったんだ?まぁウチは緩すぎるかもだけど」

有希「鎖衣(さい)と詩衣(しい)は先に帰っちまったし、どうせなら部活見学に・・・」

黎乃「うわあああああああああああ!!!たたた助けてくれえええええええええ!!!」

有希「おぅわっ!?れれ、黎乃さん!?どうしたんですか!?」

黎乃「有希!頼む!かくまってくれ!!!(`;□;´)」

神無「せ、先輩がいきなり飛んでくるなんて、よほどのことがあったんですk」

美耶「(さえぎるように)れぇ〜のせ〜んぱぁぁぁあああああああああい!(エコー」

黎乃「ひぃぃぃぃいいいいいいいいいいいい!?!?!?(泣)」

拓人「おや、彼女は一体・・・」

神無「たぶん、1年生かな。先輩〜って呼んできてるし、2年生には見えないし」

有希「とりあえず黎乃さん、俺の背中に隠れて泣きつくのはいいとして、
   状況だけ説明していただけないでしょうか?(^―ω―^;)」

黎乃「ああああああの1年が、俺の貞操の危機をだなぁ!((((;Д;))))」

拓人「貞操、ですか?」

美耶「(走ってきた)はぁ・・・はぁ・・・ふぅ!やっと止まってくれた!
   さぁ黎乃先輩、私と熱〜い初夜を!」

有希「(食い気味に)はいストップ!早速1年の阿呆が戯言を抜かしおる・・・」

神無「有希はいつになったら僕に処女を捧げてくれるんだろうね?チラッチラッ」

有希「お前は死んどけ(怒)」

神無「ふぶぉっ!?」

拓人「えっと、そちらの柔道着を着たあなたは、こちらの先輩のお知り合いなのですか?」

美耶「お知り合いというか、これからお付き合いする予定です!」

拓人「こ、これから?(^・ω・^;)」

美耶「正確に言うと、黎乃さんに突いてもr」

鬼妖「(食い気味に)秘技!『ベルト・ドローアウト』!!!」

美耶「きゃあああああああああ!?」(その場にうずくまる)

鬼妖「ふぅ、やれやれ。俺の黎乃ちゃんに手ぇ出そうなんざ、100年早いっつーの。」

神無「あ、鬼妖先輩!」

黎乃「きき、鬼妖さぁん・・・(泣)」

鬼妖「よしよ〜し黎乃ちゃ〜ん、怖かったね〜。(ええ声で)俺が優しく慰めてあ・げ・r」

有希「下心粉砕!!!」

鬼妖「ぐふぅっ!?」

有希「泣いてる黎乃さんを慰めるつもりだろうが、
   Yシャツのボタン外しながら迫って来んなこの不審者(怒)」

拓人「おやおや、随分個性的な先輩方がいらっしゃいましたね(´・ω・`;)」

神無「転校してきたばっかりだから、拓人は初対面だもんね。
   有希の後ろで涙目なのが黎乃先輩で、有希に蹴られたのが鬼妖先輩だよ。」

鬼妖「(蹴られた腹を押さえながら)いってててて、相変わらず容赦ないツッコミだ・・・」

美耶「鬼妖先輩!可憐な乙女の帯を引き抜くなんて、どういう神経してるんですか!?
   私のナイスバディーをその目に焼き付けていいのは、黎乃先輩だけなんですよ!?」

有希「ツッコミどころそっち!?」

神無「僕だって脱いだら凄いよ!」

有希「お前は話をややこしくしようとするな!!!(怒)」

神無「しょぼ〜ん・・・(´・ω・`)」

拓人「(わざとらしく咳払い)皆さん、一先ず落ち着きましょう。
   当事者である黎乃先輩が、恐怖と混乱の余り気絶していらっしゃいます。」

有希「え?ってあああああああああ!黎乃さん!しっかりしてください!黎乃さん!!!」

美耶「黎乃先輩!待っててください、私が愛の力で目覚めさせてあげまs」

鬼妖「(食い気味に)お前は下がれ!黎乃ちゃんと甘〜いキスをしていいのは俺だけだ!」

美耶「鬼妖先輩こそ退いてください!セクハラ魔人(まじん)じゃ黎乃先輩が怖がります!」

鬼妖「んだとゴルァ!?」

有希「テメェらあああああ!いっぺん三途を泳ぎやがれえええええええ!!!(エコー」

鬼妖&美耶「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!?!?!?」」



 ― 黎乃が起きました。―



黎乃「う、ぅ・・・ん・・・・・」

拓人「大丈夫ですか?黎乃先輩」

黎乃「あ、あぁ・・・?見慣れない顔、だな・・・・・?」

有希「よかった、一応回復してくれて(^―ω―^;)」

拓人「紹介が遅れて申し訳ありません。先日転校してきました、鳴美拓人です。
   以後、お見知りおきを。」

黎乃「あ〜、噂の転校生か。俺は久々野黎乃、こっちこそよろしく」

神無「黎乃先輩、拓人と顔合わせしたばかりですが・・・・・早速現実に戻ってください。」

黎乃「ふぇ?」

美耶「(お口にガムテープ)んぐー!うーうー!」

鬼妖「(お口にガムテープ)んー!んむーうー!」

黎乃「ひぃぃっ!?Σ(゚Д゚;)」

拓人「黎乃先輩が気絶されていらっしゃる間に、
   有希と神無が手馴れた様子で拘束していました。」

有希「変態を拘束するのはすっかり慣れたな。おかげさまで」

黎乃「神無の頭にでっかいタンコブが見えるのは気のせいと受け取っていいのか?」

拓人「あれは拘束作業中に有希へのセクハラを敢行したため、その罰だそうです」

神無「愛情の裏返しです!(キリッ」

黎乃「(小声)有希の回し蹴りか・・・今度コツでも教えてもらうべきか・・・・・」

有希「で、せっかく変態を黙らせたんでお伺いしたいんですけど、
   コイツらは何をやらかしたんですか?」

黎乃「コイツら、というか、主にそっちの後輩のほうなんだけどな・・・」

拓人「何か被害でも?」

黎乃「・・・・・いきなり、飛びかかってきた(泣)」

有希「ふぁっ!?」

神無「それくらい、有希には僕がいつもやってるじゃないkんぶっ!?」(被アッパー)

拓人「具体的な状況がわかりません。よろしければ、もう少し詳しくお願いできますか?」

黎乃「お、おう。今日は、プール清掃が入ったもんだから、水泳部の活動がなくてな。
   それで、久々に早く帰ろうって思って、教室を出たんだけど・・・」

神無「いだだだだだ・・・・・・えっと、そこで襲われたんですか?」

黎乃「っ、だだ、だって、飛びつかれて、おおおお押し倒されたんだぞ!?
   しかも柔道着姿の1年女子に!
   最初は何が起こったかわけわかんなくて固まってたんだが、
   恍惚した表情を浮かべながら帯を緩め始めたもんだから、
   すぐに我に返って後輩をどけて全力ダッシュした((((゚Д゚;))))」

神無「よ、よく逃げられましたね。(小声)有希だったら間違いなく一発蹴ってるなぁ^^;」

黎乃「鬼妖さんも鬼妖さんであの1年を止めてくれようとしてたけど、
   やっぱりセクハラ発言ばっかだったもんだから、
   結局二人から逃げてきたんだ((((´;□;`;))))」

拓人「大変でしたね、黎乃先輩。」

有希「とりあえずどうします?この二人。
   今ガムテープ外したら、放送コード的に危なそうですけど」

黎乃「できれば二人共、焼却炉あたりに突っ込んでほしい」

鬼妖「(お口にガムテープ)んぅぁっ!?」

美耶「(お口にガムテープ)んー!んんーんー!」

拓人「社会的に抹殺する前に、せめて言い分くらい聞いておきませんか?
   今後の対策の参考として記録しておくのは重要だと思います」

神無「ICレコーダー持ってるけど、使う?」

有希「ちょっと待て、なんでそんなもん持ってんだ?」

神無「そりゃあもう!有希の可愛い可愛い声を録音して、夜のオカズにすr」

有希「はい没収、そしてオールクリア、と」

神無「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!(泣)」

有希「とりま、いろいろ危ないかもしれませんから、黎乃さん、これどうぞ」

黎乃「んえ?これ、耳栓?」

有希「耐えられなくなったら速攻で付けていいんで(`・ω・´;)」

黎乃「お、おう、わかった」

神無「ぐす・・・ぐすっ・・・・・有希の、生音声がぁああああ(泣)」

拓人「では、ガムテープ外しますよ?」

有希「おっけ〜、録音開始っ」

美耶「(ガムテープ解除)んぶぁっ!この縄解いてくださいよ!
   愛しの黎乃先輩に抱きつけないじゃないですかぁ!!!」

鬼妖「(ガムテープ解除)っぶはぁ!こんなストーカー女と密着状態とかありえねぇし!
   密着するなら黎乃ちゃんとがいいに決まってんだろJK!!!」

有希「(盛大な溜め息)」

黎乃「あれ・・・なんか、眩暈が・・・・・(泣)」

拓人「黎乃先輩、お気を確かに(´・ω・`;)」

有希「覚えとけ拓人。平和(ピンフ)学園じゃこれが日常なんだ(`;ω;´)」

拓人「有希と神無の普段のやり取りが生ぬるいと言う感覚がしました。」

有希「そういうことだ(泣)」

黎乃「(独り言)ガムテープ外さないで、そのまま焼却炉突っ込めばよかったかなぁ(泣)」

神無「と、とりあえずさ、二人から話を聞かないと。
   後輩の女の子なんて、まだ名前すら聞いてないし・・・」

拓人「そうですね。(美耶の前に行って)あなたのお名前はなんですか?」

美耶「はい、久志灯美耶と言います!1年Gクラスで、部活は柔道部です!」

神無「なんで黎乃先輩に突撃したの?」

美耶「それは、私と黎乃先輩は、運命の赤い糸で結ばれt」

鬼妖「(さえぎるように)絵空事をほざくな!お前の妄想ロマンなんざ聞いてねぇんだよ!」

有希「(わざとらしく咳払い)・・・わかった、質問を変えるぞ。
   久志灯、お前が黎乃先輩に惚れたのはいつだ?」

拓人「おや、随分とストレートな質問ですね?」

有希「(小声)変態の扱いにゃ慣れすぎててだな・・・・」

拓人「あ・・・心中お察しします(´・ω・`;)」

美耶「新入生向けの、部活動紹介の時です!その時に一目惚れしちゃいました!」

神無「部活動紹介かぁ。あれ?でも君、さっき柔道部って・・・・・」

美耶「実は私、カナヅチなんですよ。だから、水泳部への入部はできなかったんです。」

鬼妖「そしたらコイツ、黎乃ちゃんの周りを徘徊し始めたんだ。
   証拠なら俺のカメラにデータがある」

神無「じゃあ拝見させていただk・・・・・わ〜ぉ。」

拓人「失礼。(デジカメのデータ閲覧)・・・ものの見事、ですね(´・ω・`;)」

美耶「思い人の行動を観察することの何がいけないんですか!?
   先輩後輩という関係である以上、直接的な交流ができるのは部活動だけ。
   それが不本意に不可能になったのですから、
   遠くから見守るくらい私個人の自由だと思います!」

鬼妖「だからって、部外者禁制の水泳部の活動前後、
   男子更衣室付近で集音マイク使って盗聴するかぁ!?」

美耶「自前で用意した機器を使ってるんですから、なんの問題もないはずです!」

有希「違う、そうじゃない。全面的にそこじゃない!」

鬼妖「それと先週!データにも残ってるが、黎乃ちゃんのことストーキングしてただろ!?
   隠し撮りしてんのも知ってんだからな!」

黎乃「・・・鬼妖さん、なんでこの1年生が隠し撮りしてるって知ってるんですか?」

鬼妖「そりゃあもう、広報部が設置してる隠しカメラがその現場を撮影しt」

有希「(さえぎるように)アンタもほぼ同罪だろうがッ!」(蹴り)

鬼妖「ぅぐおっ!?っつー・・・と、とにかく!
   そいつの持ち物調べりゃいろいろわかるはずだ!
   だから俺の縄だけ解(ほど)いてくれ!頼む!」

美耶「なっ、鬼妖先輩ズルいです!そう言いながら、黎乃先輩に抱きつくつもりでしょ!」

鬼妖「てめぇと一緒にすんなストーカー女!」

有希「はいはいはいわかったわかった。神無、久志灯の鞄持って来い」

神無「あ、うん。えっと・・・・・」

美耶「ちょっと!後輩女子の荷物を無断で覗かないでください!痴漢で訴えますよ!?」

黎乃「その前に俺が強制わいせつ未遂で訴える(怒)」

拓人「女性の私物を漁るのは心痛む行為ですが・・・・・致し方ないですね。」

鬼妖「問答無用でひっくり返してくれ」

拓人「さすがにそれはできません。」

神無「ん〜とね〜(鞄ゴソゴソ)・・・お、写真かな?」

有希「どれどれ・・・・・・おい(゚Д゚;)」

鬼妖「さすがにそれ、犯罪級だろ?(震え声)」

神無「ぼぼぼ、僕でもここまではやらないかなぁ!((((゚ω゚;))))」

鬼妖「平和(ピンフ)学園の治外法権の適用範囲外だ。
   前理事長サムシングキャプテンにワイr(咳払い)もとい提供されている以上、
   これを見逃すわけにはいかねぇ!」

有希「(小声)前理事長から賄賂もらってんのかこの人!!!」

拓人「風紀委員はおろか、万が一先生に見つかってしまったら一大事です。
   場合によっては警察沙汰も考えられるかと」

美耶「思い人の写真のどこがいけないって言うんですか!」

黎乃「あのさァ・・・・・これ、俺のプライベート、だよな?
   しかも角度的に俺の部屋のドアの方から撮影してるよな!?(震え声)」

美耶「いかにも!愛しの素敵な黎乃先輩のお着替えシーンです!」

鬼妖「自宅での様子を撮影するのはご法度だろJK!!!」

美耶「撮影したのは私じゃありません!」

鬼妖「じゃあ誰だってんっだよ!?少なくとも黎乃ちゃんにゃナルシスト属性ねぇぞ!?」

黎乃「自室にいる俺を隠し撮りできる人間・・・・・・いや、まさか家族なんてこと・・・」

美耶「(食い気味に)黎乃さんの妹さんに撮影してもらいました!」

黎乃「ふぁあっ!?」

神無「わ〜ぉ、まさかのご兄妹買収フラグ(^・ω・^;)」

黎乃「おまっ、いつ俺の妹を釣りやがった!?」

美耶「高級ストロベリーアイスをパイントで♪
   1度のお願いにつき800円くらい安いです!」

鬼妖「473mlのビッグサイズのアイスで釣りやがったか。
   チッ、1年生に黎乃ちゃんの妹がいたんだった・・・!」

美耶「きちんと正規ルートから入手してるんですから、何の問題もないはずです!」

拓人「ある意味裏ルートと言えますよ?ご本人からではないのですから。」

神無「いいなぁ〜、僕も有希のプライベート生写真欲しい〜(´・ω・`)」

有希「残念だったな、俺は一人っ子だから兄弟買収フラグはねぇよ(怒)」

拓人「ともかく、さすがにこれは片思いの度を過ぎています。
   これ以上自重ができないのであれば、警察沙汰どころでは済みませんよ?」

鬼妖「最悪の場合、前理事長召喚フラグもありうる。もちろん退学処分付きでな。」

美耶「そんなぁ・・・・・!(泣)」

拓人「写真の入手経路に目を瞑ったとしても、私用での盗聴は見逃せないでしょうね。
   部活動での利用ではないのですから、度を過ぎれば罰を受けるのが当然です。」

鬼妖「さぁどうする久志灯?ここで黎乃ちゃんのストーカーをやめると誓うか、
   前理事長直々にクビを切ってもらうか!?」

美耶「(静かに泣き出す)っ・・・ぅ・・・ぐす、っく・・・・・・」

神無「美耶ちゃん。いくら黎乃先輩が大好きでも、無理やりは駄目だよ。
   接する機会が少なくても、暴走しちゃうくらいず〜っと片思いしてたんでしょ?
   黎乃先輩の気持ちも確かめないで、自分の思いを一方的に受け入れてもらうなんて、
   そんな都合のいい話はないんだよ?」

美耶「うぅ・・・ひぐっ、わ、私・・・私・・・・!(泣)」

神無「だから、ね?本当に迷惑だって言われてるなら抑えなくちゃ。
   好きが空回りしちゃって犯罪になったら、好きでいられなくなっちゃうんだよ?」

美耶「そ、そんなの嫌です!」

神無「でしょ?だったらなおさら、片思いをコントロールしなくちゃ!
   美耶ちゃんは女の子なんだから、一途に相手を思う気持ちはすごく強いと思うし!
   好きでいちゃダメとは言われてないんだよ?
   暴走しないように気を付ける。できる?」

美耶「はい!もちろんです!黎乃さんに迷惑をかけないように、自重します!」

神無「ん、美耶ちゃん偉い!」

拓人「クスッ、これで一件落着、と見て良さそうですね。」

有希「か・・・神無が、なんか真面目なこと言ってた・・・だと・・・・・!?(゚Д゚;)」

鬼妖「おおおおおお落ち着け有希、落ち着くんだ!
   神無の言葉、明らかに自分の事を棚に上げまくってただろ!?」

有希「ハッ!?」

黎乃「(小声)俺の件はマジで落ち着いたから、あえて突っ込まないでおこう・・・」

有希「神無・・・お前・・・・・(震え声)」

神無「ん?どうしたの有希?」

有希「お前、部活動とか関係なく盗撮・盗聴その他ストーカー行為、
   及び俺への強襲等々、いろいろやってるよな?」

神無「クスッ、それぐらいしないと、有希に僕の思いが伝わらないじゃないか〜!(エコー」

有希「さっき後輩に向かって言ってた言葉を取り消せぇ!
   無駄に説得力ありそうな言葉ばっか並べやがって!」

神無「愛してるよ有ぁ希ぃ〜!!!」

有希「のわぁあああ離れろ変態アブノーマルマゾヒストおおおおおお!!!((((;゚Д゚))))」

黎乃「は、はは、向こうは相変わらず平和(へいわ)ダナー・・・・・(棒読み)」

鬼妖「(ええ声で)なぁに黎乃ちゃん?黎乃ちゃんも俺とイチャイチャしたいの?」

黎乃「誰もそんなこと言ってませんから!(゚Д゚;)」

拓人「そういえば鬼妖先輩。鬼妖先輩のカメラに私的利用と見られる画像が多数・・・」

鬼妖「(さえぎるように)ああああああああ俺そろそろ広報部の取材に行かないと〜!(逃)」

拓人「あ、鬼妖先輩!カメラをお忘れですよ!」(追いかけ)

黎乃「(小声)うん、今度鬼妖さんからカメラ没収しておこ、そうしよう。」

美耶「あ、あの!黎乃先輩!」

黎乃「ひっ!?なな、なんだよ・・・・・?」

美耶「その・・・・・もう、黎乃先輩を襲ったりしないって、約束します。
   だから!だから、あの・・・・・一つだけ、お願いを聞いてもらえませんか?」

黎乃「・・・・・なんだ?」

美耶「(深く息を吸って)・・・・・一発☆ヤらせてください!(エコー」

黎乃「(食い気味に)はいアウトおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!(エコー」



拓人「皆さん、そろそろ次回予告の時間です。」

鬼妖「ハァイ☆広報部のド外道(げどう)こと、外道鬼妖(とのみち きよ)デス☆
   ストーカー女をなんとか退けることに成功した黎乃ちゃん。
   これにて貞操が守られた、と思いきや!敵はやっぱり1人ではなかった!
   オープンに襲い掛かるクラスメート、忍び寄る後輩、黎乃ちゃんの貞操やいかに!?
   次回、『プール部部長も平和(カオス)です。』乞うご期待してくdぶへぁあっ!?」

有希「それっぽいサブタイトル付けりゃ作者が採用するとか思うなよ!?」

拓人「あ、有希、先輩相手に飛び蹴りは過激すぎるのでは?(´・ω・`;)」

黎乃「いや、本来はあれぐらいやるべきなんだ。俺はできないけど(泣)」

神無「有希なりの愛情表現だから合法だよ☆」

拓人「は、はぁ。」

美耶「鬼妖先輩!黎乃先輩の貞操を脅(おびや)かすような真似はやめてください!」

黎乃「おぅわっ!?く、久志灯、お前帰ったんじゃなかったのか!?」

美耶「純粋で健全なお付き合いから始めようと思ったので!
   まずは一緒に下校しようとお誘いしにきました!」

黎乃「あー・・・なるほどナ・・・・・」

神無「有ぁ希ぃ〜!僕たちも一緒に帰ろ〜!」

有希「バッキャロ、その前に次回予告だ。」

拓人「久志灯さん、先ほど作者から頂いたカンペを読んでいただけますか?」

美耶「はい!これですね!」

鬼妖「くっそ・・・黎乃ちゃんとのランデブー回が欲しい・・・・・!!!」

黎乃「んなもんやらせねぇよ(怒)」

美耶「次回、『刹那の終焉、去りし者に気づかぬは異常なるや』・・・・・だ、そうです!」

黎乃「なんだその厨二臭は(゚Д゚;)」

鬼妖「あぁ、『次回予告中に居なくなった奴に気づかないやつは変態』って意味じゃね?」

黎乃「なんで翻訳できんの!?てかなんだそれ!?(゚Д゚;)」

神無「あれ!?有希がいない!」

鬼妖「何!?まだセクハラ(物理/かっこぶつり)を敢行してないのに、どこ行った!?」

拓人「有希なら先ほど、こっそり下校したようですが」

神無&鬼妖「「え」」

美耶「足音1つ立てずに光の速さで退場していきましたよ!有希先輩凄いです!」

拓人「有希も有希で何かと常人離れしている点が見られますね^^;」

鬼妖「ハハッ、(ええ声で)落としがいのある後輩だな・・・ジュルリ」

黎乃「有希逃げて全力で逃げてホントマジで(震え声)」

神無「有ぁ希ぃいいいいいいい!
   僕と一緒に帰るフラグだったじゃないかああああああああ!!!(泣)」



そんなフラグ知らん。





〜光と闇が交錯した世界で(訳:昼夜逆転生活なう)〜
どうも、犯人です。
元気な女の子()が書きたくて綴った結果でございます(´ω`)ふっは
実はこれの1つ前に書いた台本がシリアスだったので、コメディー感覚忘れ気味d(ry
むしろ俺の書く台本は極端だからね!シカタナイネ!←
それでもいつも通り名前読みづらい&叫びまくりですが、よかったらどうぞ。
		






   
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