ポッキーゲームってさ アナザー


・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください



<登場人物>
仁志(にし):
 東さんにタジタジへたれつつ、彼女にメロメロになってください。砂糖吐くぐらい。
東(あずま):
 仁志さんを振り回しつつ、お菓子食べて機嫌良くなってください。爆発するぐらい。





!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



東「ポッキーゲームってさ」

仁志「ん?」

東「なんかこう、得するのはポッキー売ってるところだけだよね」

仁志「・・・え、なんで?」

東「だってさ、11月11日がポッキーの日なんて言われちゃってるもんだから、
   この日に限ってポッキーとかそれに類似した棒状のお菓子が安売りするでしょ?」

仁志「う、うん、そうだね」

東「そんで、安いもんだからついつい大量買いしちゃう輩が増えるでしょ?」

仁志「まぁ、安いから気軽に買えるし・・・」

東「つまり、ポッキーとかポッキーっぽいお菓子を売ってる店は儲かるわけだ」

仁志「そう、だね」

東「それって、やっぱりウチらは得しないじゃん」

仁志「・・・・いやいや、それはポッキーゲームによる損得の結論じゃないよね?」

東「あぁそっち説明忘れてた」

仁志「(小声)忘れてたのかぁ」

東「んとね、ポッキーゲームってさ」

仁志「うんうん」

東「二人で端から食べてくゲームじゃん?」

仁志「うん」

東「で、事故でキスしちゃってもご愛嬌ってゲームじゃん?」

仁志「そうだねぇ」

東「だけどさ、いざ実施するってなったら、大体男同士でやってるじゃん?」

仁志「・・・うん、否定できない」

東「それって、腐女子様を喜ばせるだけのパティ〜ンじゃん?」

仁志「あぁ〜、つまり東さんは、こう、男女の微笑ましいパターンが見たいってこと?」

東「むしろそれが王道じゃん」

仁志「う〜ん男女でやるのはあんまり聞かないかな。
   そもそも、恋人同士でやるパターンもそんなに・・・・・」

東「やっぱりウチら得しないじゃん(↓)」

仁志「まぁ、(小声)どっちかっていうと得しないのは東さんだけな気が・・・」

東「誰が好き好んで男同士のキスなんか眺めなきゃならないんですか・・・」

仁志「すっげぇショゲちゃってるけど東さん。現実に期待なんて持てないって」

東「せめて女の子同士でポッキーゲームとかやってくれたら目の保養になるのにぃ〜」

仁志「女子高とかそこらへんにいけばやってそうだけどね」

東「但しウチらの周りには?」

仁志「うん、ないね」

東「やっぱ得しないじゃ〜ん(↓)」

仁志「う、うんまぁ、女の子同士の方が現実味を帯びてない気がするんだけど」

東「女の子っていったって、どうせ某呟きサイトじゃ腐女子の方々が脅迫の如く
   『男同士のポッキーゲームの写メうpはよ』とか仰っているんだろうしっ」

仁志「ええっと・・・腐女子の方々だってそんな脅迫なんてしないと思うし、
   (小声)まぁ確かにギラギラと目は光らせていると思うけど。」

東「にっちゃ〜ん・・・・・」

仁志「な、なんですか東さん?」

東「ポッキーの日、潰れればいいのに・・・」

仁志「それはどこぞの製菓会社に言ってくれると嬉しいかな〜」

東「リア充爆ぜればいいのに〜」

仁志「うんそこは全面的に同意する」

東「・・・・・ポッキー食べたい」

仁志「買ってこようか?」

東「いいの!?」

仁志「ポッキーぐらいなら。今安売りしてると思うし」

東「・・・製菓会社の陰謀に乗りたくない・・・」

仁志「あ、そうなっちゃいます?」

東「製菓会社に貢ぐくらいなら我慢する〜(泣)」

仁志「お、おう、よしよし。」

東「ん〜にっちゃん優しい〜」

仁志「頭撫でただけですけど?」

東「ハッ!そうか、にっちゃんとやればいいんだ」

仁志「・・・・・・えっ、はい?なんて?」

東「だから〜、にっちゃんとポッキーゲーm」

仁志「(さえぎるように)いいいやいやいやいやどうしてそうなったのかなぁ東さん!?」

東「いやさ、にっちゃん優しくしてくれるじゃん?だから」

仁志「ごめんさっぱりわからない。なんで頭撫でただけでポッキーゲーム!?」

東「うんとね」

仁志「はい」

東「にっちゃん彼女いないじゃん?」

仁志「この上なく再認識したくない悲しい現実ですけどそうですね」

東「私もフリーじゃん?」

仁志「東さん自身の発言なのでたぶんそうなんでしょうね」

東「だったらさ、一線越えちゃったりしても大丈夫じゃん?」

仁志「いや何が大丈夫なんでしょうか!?」

東「だからぁ、私とにっちゃんがキスしちゃってもさ?」

仁志「事故とはいえ不特定多数の人に目撃されたら大変なことになるんじゃないかなぁ?」

東「今誰もいないよ?」

仁志「確かにそうだけど」

東「ほら、ポッキーあるよ」

仁志「なんで持ってるの!?」

東「自宅に貯蔵してたヤツ」

仁志「今日のおやつですか」

東「いえす」

仁志「うん、食べたらいいんじゃないかな」

東「モグモグ・・・・・」

仁志「(小声)あ、ホントに食べてる」

東「ほい」

仁志「え?」

東「あげる」

仁志「あ、あぁ、ありがと。」

東「モグモグもぐもぐ・・・」

仁志「(小声)ってちょっとおおおおおおおおお!?なんで反対側から食べてんの!?」

東「モグモグモグモグモグモグ、んちゅ〜♪」

仁志「んむっ!?」

東「んっ、えへへ〜、私の方がいっぱい食べたから、私の勝ちぃ〜」

仁志「あ・・・あ・・・・・・!?!?!?」

東「あれ?どうしたのにっちゃん」

仁志「い、いや、あの、えっと、その、い、今・・・・」

東「んあ?」

仁志「なな、なんでもないです!」

東「そう?」

仁志「は、はい!」

東「そっかぁ」

仁志「(小声)やばいやばいやばい東さんとききききキスしちゃったどどどどどうしよう
   やっぱ責任持たないとあああああでも僕みたいな草食系じゃ東さんも迷惑だよね
   でででででででででもキスしちゃったよ僕の初チュー奪われちゃったよこれ
   どうすればいいんだろホントうわああああああああああああ!!!」

東「にっちゃんにっちゃん」

仁志「ふぁいっ!?」

東「ポッキーゲームってさ」

仁志「は、はい」

東「・・・やっぱ損だよね」

仁志「・・・・・・・え?」



The End.





〜うん、損だよね〜
どうも、犯人です。
某人から「リア充verはよ」と来ましたので、タイピングが走りました。
もう知るか!甘くなんざねぇよ!やっぱり謎漫才だよ!(`;ω;´)
そう言えば確かに、男女のポッキーゲームって見たことないや(´ω`)
男女比変わっても謎漫才ですが、よかったらどうぞ。
		






   
 台本まとめに戻る     TOPに戻る


PAGE TOP