年末のとある一室〜リアルなホモォってこうなると思うんだ〜


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<登場人物>
岡部(おかべ):
 大学生。いろいろあって、冬馬への応対が冷たい。
 冬馬のせいで今年はロンリーロンリークリスマスになった。

冬馬(とうま):
 岡部の先輩。岡部のことが大好き(いわゆるホモォ・・・)。
 明るく親しみやすいが、好きな人のために起こす行動がちょっとズレてる。





!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



岡部「年末ですね」

冬馬「そうだね〜」

岡部「・・・大晦日、ですね」

冬馬「そうだね♪」

岡部「・・・・・・・・・・で、その手はなんですか?」

冬馬「え?」

岡部「〜〜〜、だぁからっ!アンタはなんで俺の腰に手を回してんですか!?」

冬馬「なんでってそりゃあ・・・ほら、年越しにちなんで腰にダナ」

岡部「ちなんでない、ちっともちなめてない!」

冬馬「え〜」

岡部「『え〜』じゃないですよ『え〜』じゃ!
   ったく、だから家に呼びたくなかったんですよ・・・・・・」

冬馬「まぁまぁそんなこと言わずにぃ〜♪」

岡部「ウザい、キショい、とりあえず語尾に♪(おんぷ)とかやめてもらえます?」

冬馬「だが断る」

岡部「断ってんじゃねぇよ(怒)」

冬馬「あいたっ・・・うわぁ〜ん岡部が殴ったぁ〜(泣)」

岡部「はぁ。これで俺より年上のいい大人って言うから世の中間違ってる」

冬馬「こんなの絶対おかしいよ!」

岡部「アンタがな!(怒)」

冬馬「何を〜!」

岡部「大体、『コタツがある』ってだけで俺の家に来ないでください!」

冬馬「しょうがないじゃん?
   暖房の無い部屋でロンリーハッピーニューイヤーとか嫌だよ俺」

岡部「ハロゲンヒーターも壊したんですかアンタ」

冬馬「てへ☆」

岡部「死ね(怒)」

冬馬「のわぁぁぁあああっ!ちょまっ、やめて!
   沸騰したばかりのお湯を入れたやかんとか火傷どころじゃ済まないって!!!」

岡部「・・・はぁ。」

冬馬「あ、そうだほら、年越しそば!作ってやるから、な?な?」

岡部「蕎麦くらい自分で作れますよ」

冬馬「待て待て待てここは俺が作る。
   岡部、前にめんつゆと間違えて醤油使ったことあっただろ」

岡部「・・・・・。」

冬馬「美味いの作ってやるから、お前はくつろいでろよ♪」

岡部「くつろぐも何も、ここは俺の家・・・・」

冬馬「ぃよ〜っし!お兄さん腕ふるっちゃうぞ〜☆」

岡部「・・・・・はぁ〜〜〜〜。」



― 蕎麦完成。―



冬馬「岡部〜、蕎麦できたぞ〜」

岡部「ありがとうございます。」

冬馬「っと。今年もあと数分か。いや〜いろんなことあったな〜」

岡部「思い出したくもないですがね」

冬馬「え〜なんで〜?」

岡部「アンタのせいです!!!」

冬馬「そんな!俺は岡部に出会ってからずっと、
   岡部が食堂で食べる昼食から好物を割り出して記録したり、
   岡部が受けてる講義の時間を後輩から聞き出して、
   出来る限り岡部に会える時間を増やそうと画策してみたり、
   岡部好みの女の子をわざとサークルの合コンに誘って予定作らせtぶへぁっ!?」

岡部「そんなことしてたのか!アンタのせいで俺は、俺は・・・・・
   俺は!オンリーロンリークリスマスだったんですよ!?(泣)」

冬馬「い、いや、クリスマスは俺と一緒に・・・」

岡部「男はノーカン」

冬馬「つれないなぁ〜」

岡部「てか、随分とストーカー行為に耽っていたようですねぇ冬馬さん・・・?(黒)」

冬馬「へ?あ、あ〜(↑)、え〜っとですねぇ・・・・・」

岡部「闇の炎に抱かれて消えろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

冬馬「にぎゃあああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?」

岡部「ふぅ。・・・あ、日付変わった。蕎麦伸びちゃったじゃないですか、ったく。」

冬馬「(小声)フフフフフ、さぁ岡部よ、蕎麦を食べるんだ。
   その蕎麦には俺が奮発して購入した媚薬を入れておいたんだからなぁ!
   さぁ、さぁ!ハリー!ハリー!」

岡部「ま、どうせ冬馬さんの作った料理なんて食べる気ゼロですけど」

冬馬「んえぇ!?ちょっとそれ酷くない!?」

岡部「以前妙な薬を飲まされそうになったことがあったの、まだ覚えてますよ」

冬馬「うっ・・・」

岡部「もしかして、今回も?」

冬馬「・・・・・・て、てへぺろ★」

岡部「エターナルフォースブリザードッッッ!!!!!」

冬馬「ちょ、ままま待って待って岡部お願いだから極寒の外に出すのはあああ!!!(泣)」

岡部「(窓を閉める)やれやれ。あ、友達とか先輩にメール送っとこ。
   え〜っと・・・『今年もどうぞよろしくお願いします』、と。
   わっ、着信!?・・・もしもし?
   あぁうん、あけましておめでと。今年もよろs・・・え?冬馬さん?
   さっき外に出したけど?
   泣き喚きながら助けを求めに来た?
   (もの凄くキラキラした笑顔で)うん、雪だるまにしておくといいと思うよ☆」



あけましておめでとうございました。





〜2012年度書き納めがこんなにコメディーなわけがある!〜
どうも、犯人です。
どうすんだよ、思いつき後1時間弱で書き終えるこの所業。
しかもまさかの記念すべき50作品目がこんなに適当臭漂っていいのだろうか・・・
2012年だけで50作品もアップロードしちゃってますが、来年もよかったらどうぞ。
		






   
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