教頭も平和(カオス)です。
・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください
<登場人物>
椎名有希(しいな あき):
一応常識人。周りが変人だらけなので苦労してる。鎖衣と詩衣の幼馴染。ツッコミ。
変態には全力で突っ込む。甘味と猫耳美少女をこよなく愛するノンケです(ここ重要)。
言葉鎖衣(ことのは さい):
稀少な癒し要素。才色兼備マジパねぇ。しかし美術が苦手。ロリでもしっかり者。
子供っぽいからある意味扱いやすい。有希と同じく甘味に目がない。
言葉詩衣(ことのは しい):
鎖衣の双子の妹。二卵性なのであまり似てない。基本真面目だが、実は隠れ腐女子。
姉とは対照的な性格だが、姉妹仲は良い。有希に次ぐツッコミ役。
楸 紅雨(ひさぎ くう):
委員長。成績優秀で運動神経抜群のよくいるタイプのイケメン。
鎖衣に片思いしているロリコン(本人否定)。
紫音紆紗(ゆかりね うしゃ):
担任の先生。鎖衣と詩衣の従兄でもある。外見ヴィジュアル系の巨乳好き。
いつも気怠そうにしている割には教師・生徒の人気が高い。健全な意味で従妹バカ。
教頭先生:
高野先生に掘られたという噂がある人。最短で教頭になっているため、現在は38歳。
実は紆紗を狙っている。基本穏和な人で、紆紗以外にはただの良い教頭。
氷室 春花(ひむろ はるか):
広報部。不敵もとい腐的な噂が学校中に広まりやすいのは大体コイツのせい。
オープンに妄想を広げるぶっ飛び系腐女子。「女性らしく扱われること」に弱い。
!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!
紆紗「おら〜お前ら〜、ホームルーム始めるにゃ〜」
鎖衣「ふぁ〜い」
紆紗「え〜っと、今日のお知らせは・・・・」
有希「ってちょっと待て!今明らかにおかしい部分あったよな!?」
紅雨「う、うん。一瞬だけなら、いつもと変わらない流れだったけど、今・・・」
紆紗「なんだお前らぁ、今時の高校生は空気を読むってこともできにゃいのかにゃ〜?」
詩衣「先生、まさかその喋り方・・・(; ゜ω゜)」
紆紗「言うにゃ。言ってはにゃらんのにゃ!」
鎖衣「なんか喋りにくそうだね(^・ω・^)」
春花「フフフッ、いよいよ完成したんですね・・・・『萌え萌えにゃん☆男子用』が!」
詩衣「うっ、なんでアンタが・・・・・ってあら?神無(かんな)がいない?」
紅雨「神無なら、今日から少しの間、高野(たかの)先生のところに行ってるよ」
詩衣「なにゆえ!?」
鎖衣「テストで赤点ばっかりだったから、補習と言う名の挽回授業を受けるんだって」
有希「しばらくは俺も羽が伸ばせるってわけだ〜┌(_Д_┌ )┐」
詩衣「へ、へぇ〜。さすが平和(ピンフ)学園ね。」
春花「今頃、高野先生のご機嫌をとるために、神無はワイシャツを脱いで授業を・・・!」
鎖衣「(ヾノ―ω―^)ないない」
紅雨「神無がいない代わりに、春花がかなり前に出てくるね(^ω^;)」
春花「Hi!春花デス!(`・∀<´)ゞ」
有希「はぁ・・・・変態の数は変わらないってことかorz」
紆紗「よし、じゃあ今日もとりあえず掲示板貼っとくから、各自読んでおくんだにゃ〜」
詩衣「紆紗先生・・・もう口調の時点でバレバレなんですけど・・・・・」
鎖衣「室内なのに帽子かぶってるし!(`・ω・´)」
紆紗「にゃんでもにゃいにゃ、気にするにゃ。
オロニャミンCと間違えて薬飲んじゃったとかにゃいにゃい」
教頭「可愛いじゃないですか、紆紗先生!」
紆紗「にゃああああああああああああ!?」
鎖衣「あ、教頭先生!」
有希「なんで朝っぱらからいるんだよ!?」
紅雨「化学のテスト勉強の時、ストーカーしてた気がするけど」
有希「・・・・・あ。」
紆紗「お前らー、教頭先生は全力スルーの方向でおkにゃ」
鎖衣「はいにゃ!>▽<」
詩衣「姉さん、語尾移ってるわよ?」
鎖衣「ありゃりゃ(^・ω・^;)」
春花「とりあえず、薬ができあがったってことは・・・・・フフフッ♪」
有希「不敵に笑うな、気色悪い」
春花「あ〜ら何?そんなに期待しなくても、フラグはバッチリ回収させてもらうから!」
有希「その右手の親指をへし折ってやろうかこの野郎(怒)」
紆紗「よーし、今日は早いとこホームルーム終わるにゃ〜。」
詩衣「早っ!いつもよりも早い!というか早すぎでしょ!!!」
紆紗「そりゃおめぇ、おじさんの貞操があぶにゃいからにゃぁ・・・・」
教頭「そうですよ。こんなに可愛い状態だと、いつ襲われてもおかしくないですからね。」
紆紗「ってアンタはいつの間に俺の後ろに回ってるんですかにゃ!?」
教頭「何って、この後は化学準備室に戻られるんでしょう、紆紗先生?」
紆紗「いや、そりゃそうですけど・・・にゃにか問題でもあるんですかにゃ?」
教頭「問題はありません。むしろ、私と紆紗先生、二人きりになれますかr」
紆紗「・・・にゃあああああああああああああああああああ!!!!!!(逃)」
教頭「あ、待ってください紆紗先生!」
紆紗「お前らぁぁぁぁぁぁ!次の授業に遅れにゃいようににゃぁああああああああ!?」
詩衣「あー・・・・・叫びながら逃げ去って行ったわね、紆紗先生」
鎖衣「最後までず〜っと『にゃ〜』って言ってたね(^・ω・^)」
紅雨「う〜ん・・・今日は教頭先生がいっぱい出てきそうな予感・・・・」
春花「だがそれがいい(`・ω・´)」
有希「フラグやめぃ!」
― 4限目、化学準備室にて。―
紆紗「は〜いお前ら〜、今日は炎色反応についてやるにゃ〜。」
紅雨「先生、結局あのままなんだ・・・」
有希「ついに猫耳も尻尾も隠さなくなったな(^―ω―^;)」
鎖衣「しぃちゃんしぃちゃん!紆紗がにゃんこだよ!」
詩衣「うん・・・一目瞭然とは言ったものね・・・・」
教頭「普段はお色気ムンムンな紆紗先生が、今日は大変可愛らしい・・・・」
有希「のわぁぁぁぁ!?」
紅雨「教頭先生、いつの間に!?」
教頭「紆紗先生が、『授業参観と称しておとにゃしくしていろにゃ』と仰られまして」
春花「愛しい紆紗先生をまずは視覚的に堪能すべく授業参観を、ですね(`・ω・´)」
教頭「えぇもちろん」
鎖衣「うわぁ・・・・あ、じゃああたしたちの班の実験を見るの?」
詩衣「ちょ、姉さん、教頭先生相手にタメ語・・・・!」
教頭「優秀な生徒のいる班の様子も、教頭として観察対象ですからね、言葉さん」
鎖衣「おおぅ、ちょっとドキドキだね(`・ω・´)」
有希「平和(ピンフ)学園の先生って、優等生にはフレンドリーだよな・・・・・」
紅雨「上位ランクの生徒は基本的に優遇されるのがお約束らしいからね」
春花「ちなみに云うと、上位ランクの生徒には、高野先生も手が出せないのよね〜」
有希「・・・・・春花、そこんとこ詳しく」
春花「え?高野先生って教育指導の先生でしょ?
だから、『お仕置き』と称して生徒に手を出すには、
やっぱり成績を基準にするのが一番なのよ。
だぁかぁら♪上位層には手を出せないってわけ(↓)。
具体的に言うと、上から大体50番目までね」
有希「・・・くそぅ、際どいラインだな(`・ω・´;)」
紅雨「いつも30番はキープしててよかった(^―ω―^;)」
紆紗「各班に金属行き渡ってるにゃ〜?んじゃ、電気消すにゃ〜」
鎖衣「うおっ、暗くなった!><」
詩衣「薄暗い程度だけど、実験するときは手元に気をつけなきゃね。」
紅雨「鎖衣、暗いの苦手?」
鎖衣「視界悪くなるからヤー(´・ω・`)」
紅雨「それじゃ・・・俺の隣にくr」
詩衣「はい却下(^ω^)」
有希「何のために男女でサイドを分けて座ったと思ってんだよ?(怒)」
春花「そうよ。紅雨が、神無のいない時を見計らって、
だんだん有希へ意識を向けちゃうっていうBLフラグをせっかく建設したのにぃ」
鎖衣「しぃちゃん、フラグって回収するものじゃないの?(^・ω・^)」
詩衣「う〜ん・・・まぁ、自発的に立てることもあれば、回収することもあるかな。」
鎖衣「じゃあさ、あれはどっち?」
有希「ん?」
紆紗「ちょっ、教頭!?にゃにしてるにゃ!?」
教頭「何って、今から各自実験をするのでしょう?その間、紆紗先生はフリーなわけで・・・」
紆紗「俺がフリーだからって、にゃんでアンタに体まさぐられにゃきゃにゃらんと!?」
教頭「クスッ、私も実験したくなりまして」
紆紗「は!?じ、実験!?にゃんの!?」
教頭「もちろん・・・・・・紆紗先生の生体実験、ですよ♪」
紆紗「いやあああああああああにゃあああああああああああああ!!!!」
紅雨「あれは・・・・えっと・・・・・(^ 。^;)」
詩衣「フラグが立てられた、と言うべきかしらね・・・」
有希「さ、紆紗先生が生贄になっている間に、俺らはちゃっちゃと実験しようぜ」
鎖衣「は〜い。じゃあはるちゃん、ガスバーナーを点火して〜」
春花「はいは〜い、マッチマッチっと〜」
紅雨「金属は?誰が燃やそっか?」
詩衣「あ、私がやるわ。記録お願いできる?」
紅雨「うん、わかった」
春花「色の判断はみんなでやる?」
詩衣「う〜ん・・・・意見が分かれたら、有希で」
有希「俺!?」
詩衣「姉さんは知識の引き出しってことで。こんな薄暗い中じゃ、教科書見れないし」
有希「それ、記録係の紅雨にも同じことが言える気が・・・・・」
春花「まぁそこは気にしない♪ほら、暗闇の中でもできることは・・・・・・」
紆紗「教頭!いい加減俺をHA・NYA・SE!!!」
教頭「ダメですよ、紆紗先生。まだ猫耳も尻尾も触ってないじゃないですか」
紆紗「そういう問題じゃ・・・・にゃあっ!?」
教頭「おや、紆紗先生は耳が弱いんですねぇ・・・フフ・・・」
紆紗「不敵にゃ笑みを浮かべるにゃ。マジでやめるにゃ、頼むからぁぁああああ!!!」
詩衣「じゃあ1つ目燃やすわよ〜」
有希「え〜っと・・・・・紫!」
鎖衣「紫は、カリウム!」
紅雨「1番が・・・カリウム、と。はい、次お願い」
詩衣「ほい」
春花「赤、かな?」
鎖衣「橙(だいだい)色と紅色もあるから、ちょっと怪しいね(´・ω・`)」
有希「じゃ、2番保留。次ー」
教頭「ハァハァ・・・あぁ、紆紗先生・・・・・!ガチャリ」
紆紗「え、今ガチャリって・・・・ってにゃー!?手錠ー?」
教頭「後ろ手に手錠されたらもう、逃げられませんよね?」
紆紗「は、犯罪にゃ!立派過ぎるほどの犯罪にゃ!訴えるにゃ教頭!」
教頭「できるとでもお思いで?」
紆紗「フッ、幸い今は授業中、生徒たちの目にバッチリと・・・・!」
有希「お、これオレンジじゃね?」
鎖衣「ホントだ!うんと、ナトリウムは入ってないから、黄色はないし・・・」
詩衣「じゃあ5番がカルシウムで、さっきのはリチウムかストロンチウムね」
紅雨「5番がカルシウム、と。」
紆紗「ってお前らぁあああああ!授業に真面目にゃのは嬉しいけどぉぉぉおおおおお!」
教頭「みなさん、実験に夢中みたいですね♪」
紆紗「ありえん・・・こんな時に限って、にゃんで実験に真剣にゃんだよ・・・・(泣)」
春花「じぃぃぃぃぃぃぃぃ<[●]><[●]>」
紆紗「ハッ!?おい氷室!助けるにゃ!」
春花「じぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・パシャリ☆」
紆紗「ぬおっ!?ってお前ぇええええ!にゃんで修羅場を撮ってるにゃあああ!?」
春花「だって、あまりにおいしいじゃないですか♪」
紆紗「どこがおいしいと申すにゃ!?」
春花「そりゃあ・・・・・猫耳と尻尾の生えた紆紗先生が後ろ手に手錠かけられて
教頭に押し倒されてその場で馬乗りにされてるとか据え膳もなんとやら・・・!」
紆紗「ダメだコイツ、酷過ぎる腐女子にゃ・・・orz」
春花「薄暗い化学室で生徒たちが実験をやっている中、
教頭に押し倒される紆紗先生・・・実験が終わって電気がついたら、
生徒たちの前でまさかの公開調教フ・ラ・グ!」
紆紗「んにゃことさせねぇぞ!?絶対にさせるわけには・・・・」
教頭「さ、紆紗先生。邪魔な衣服は、脱いじゃいましょうねぇ〜」
紆紗「にゃあああああああ!?脱がせにゃいでぇえええええええええええ!!!!!」
詩衣「ちょっと春花、サボってないで実験手伝いなさいよ」
春花「ゴメン、これ、私のライフワークだから(`・ω・´)」
有希「バカなこと言ってねぇで、片付けしろ」
春花「失礼な!バカなことだなんて!今度は有希の猫耳フラグのために・・・」
有希「はいはいはい、そんなに吹っ飛ばされてぇかこのアブノーマルぅううううう!!!」
春花「うきゃああああああ!?」
鎖衣「有希〜、ここ化学室なんだから、あんまりアクティブにしちゃダメだよ?」
紅雨「そうだよ。いくら今日は危ない薬品を使ってないからって。」
有希「あ、わりぃ・・・」
詩衣「ほら、さっさと片付け!お昼休み減っちゃうわよ?」
鎖衣「お昼!有希、購買!」
有希「おう、予鈴が鳴ったら速攻で・・・・・・いや、片付け終わったら、だな」
鎖衣「紆紗の授業だもんね!(^・ω・^)」
有希「うむ。」
紅雨「俺も購買行こうかな。飲み物欲しいし」
詩衣「春花、アンタも昼食は購買でしょ?机確保しとくから、プリン買ってきて」
春花「あのぉ詩衣?その・・・・お金は・・・・・」
詩衣「買ってこい(^ω^)」
春花「やっぱり私持ちなのね(泣)」
詩衣「当たり前でしょ。実験サボってネタ収集してたんだから」
紆紗「お前らぁ・・・せめておじさんの危機を察してぇえええええええええええ!!!」
― 昼休みなう。―
鎖衣「しぃちゃんただいま〜!紅雨ちゃんがプリン買ってくれたよ!>▽<」
詩衣「あら、よかったわね、姉さん。で、春花」
春花「わかってるわよ。・・・はい」
詩衣「ご苦労様(^ω^)」
春花「ちくしょー!!!」
詩衣「あら?男子は?」
鎖衣「紅雨ちゃんは生徒会室寄るって。」
詩衣「有希は?」
春花「昼休みだからと解放された神無に追い掛け回されてるなう♪」
詩衣「はぁ!?」
鎖衣「朝からず〜っと会ってないもんね。禁断症状ってやつかな?(^・ω・^)」
詩衣「あぁ・・・・そうかも、しれないわ。」
有希「よぉ・・・・たでぇま・・・・・・」
鎖衣「有希おかえり〜・・・・・ほぅあっ!?」
有希「疲れた・・・・腹減った・・・・・疲れた・・・・・(泣)」
詩衣「無言でリカバリーに入るとか、どんだけ重傷なのよアンタ・・・・・」
春花「上半身裸の神無が長縄を振り回しながら追いかけてきたら、精神的にもかなりの・・・」
詩衣「ちょっと待った!長縄!?」
春花「ほら、カウボーイみたいに、獲物を捕らえるためのアレ♪」
有希「そろそろ俺の貞操がマジでヤバい気がしてならない・・・・」
鎖衣「有希よしよ〜し(´・ω・`)」
有希「ん〜・・・お前だけが癒しだ、鎖衣(泣)」
紅雨「みんな、大変だ!」
春花「どしたの?そんなに慌てて」
紅雨「そ、それが・・・・・とにかく!化学室に!」
鎖衣「なんぞなんぞ?」
有希「俺、行きたくねぇ・・・・」
紅雨「そんなこと言ってないで!放送コードが危ないんだよ!!!」
詩衣「ちょ、放送コードの問題!?」
鎖衣「それは大ピンチだね(`・ω・´;)」
春花「ついに平和(ピンフ)学園にピンクな話題が!?!?」
詩衣「お前は失せろ!」
春花「ぐはぁっ!?」
有希「仕方ねぇ、放送コードがかかってるとなると、行くしかねぇか。鎖衣」
鎖衣「なぁに?」
有希「背中乗れ。せめてもの癒しだ」
鎖衣「ほ〜い。よいしょっと」
紅雨「さ、鎖衣をおんぶとか・・・・羨ましい・・・・・!」
詩衣「ロリコン、羨望の眼差しを向けてないでさっさと行くわよ!」
春花「おいしいネタが私を呼んでいるぅううううううううううう!!!(エコー」
有希「よし、オープンアブノーマル腐女子が何かしでかす前に!」
鎖衣「うひゃ〜速いはや〜い!ヽ(>▽< )ノ」
― そして再び化学室。―
紆紗「やぁめぇるぅにゃぁああああああああああああああああああ!!!!!」
教頭「フフフッ、そんなに叫んでも、誰も助けになんて・・・・」
詩衣「そこまでよ!」
教頭「っ、何奴!?」
紆紗「お、お前ら・・・!」
紅雨「教頭先生、さすがにそれ以上はさせません!」
有希「うちの担任ついでに、放送コードを守りに来たぜ!」
鎖衣「神妙にお縄にかかれ!(`・ω・´)」
春花「んもう!アンタたち来るの早すぎ!まだ30枚くらいしか写真撮れてないじゃない!」
詩衣「アンタはどっちの味方なのよ!?」
春花「もちコース!ネタのあるところ私あり!おいしいネタを守るのが私のげぼぁっ!?」
有希「おし、変態を一人駆除した」
鎖衣「殲滅確認(`・ω・´)ゞ」
紅雨「有希、女子にかかと落としは・・・・(´・ω・`;)」
詩衣「いいのよ、オープンアブノーマル=(いこーる)変態なんだから」
紅雨「いいのかなぁ・・・・」
有希「それよりも、今は目の前の放送コードだ!」
紆紗「たたた、助けてくれにゃあああああああ!!!」
教頭「子供の君たちが、まさか止めに入ってくるとは・・・・」
鎖衣「紆紗、なんで机の上に縛り付けられてるの〜?しかも机の下に落ちてるアレ・・・」
紅雨「先生の、ベルトとワイシャツと白衣・・・そして先生は、上半身裸・・・・・・」
有希「完璧に据え膳だな」
紆紗「据え膳とか言うにゃ!おじさんを食べていいのは可愛いおにゃのこだけにゃ!」
詩衣「前にもそんなことを言ってた気がしないでもないわね」
紅雨「教頭先生、放送コードだけはどうか守ってください、お願いします!」
教頭「ほう。こんなに貴重な機会を捨てろと?」
鎖衣「ここ学校だし、高校だし・・・・まだお昼だし!(`・ω・´)」
詩衣「・・・高校生の説得としては、姉さんの言葉はすごく正しい!」
春花「えー?学校で教師がヤるなんてシチュエーション、かなり貴重じゃない!」
詩衣「BLの世界では割とよくあるわよ、二次元に限るけど」
有希「あんのかよ!?」
詩衣「ともかく!これは三次元の話なのよ?私たちにとっては」
紆紗「こんにゃことで教職免許が無効ににゃるとか絶対嫌だぞおじさん!!!」
紅雨「教頭先生。先生は大人ですから、その・・・
俺たちにはまだ早いようなことに対し欲情を抑えられないお気持ちはお察しします。
しかし、ここは高等学校であって、ラブホテルとは違うんです!
大人の時間を真っ昼間からヤるのであれば、せめて別の場所にしてください!」
有希「紅雨・・・・お前、なんか間違ってる。間違った説得してる(泣)」
教頭「では、化学準備室ならいいでしょう。鍵もかけられますし、密室ですし」
紆紗「にゃんでそうにゃるんだぁあああああああああああああ!?!?!?」
春花「密室でヤるなら、ぜひこのビデオカメラを!!!」
詩衣「はい没収(怒)」
春花「Noooooooooooooooooooooooo!!!」
有希「仕方ない、強行突破で紆紗先生を取り戻すぞ!」
紅雨「ど、どうやって?」
鎖衣「はいこれ」
紅雨「ん?なぁに、鎖衣」
鎖衣「ガラス棒にマグネシウム巻きつけた、名付けて・・・・・フラッシュスティック!」
紅雨「ふ、フラッシュスティック?それ、どうするの?」
有希「ほれ、これ装着しろ」
紅雨「え?ぐぐ、グラサン?(^・ω・^;)」
詩衣「さて、準備しますか」
紅雨「え、ちょ、詩衣・・・というか、みんなまでグラサン装備!?」
春花「何々?何が始まるの?」
詩衣「アンタの分のグラサンは用意してないから、せいぜい目つぶってなさい」
春花「んえ?」
教頭「フッ、そんな棒で何ができるんです?」
鎖衣「紆紗ぁ!目ぇつぶっててね〜!」
紆紗「お、おう!わかったにゃ!」
有希「うっしゃ、じゃあいくぞ!紅雨、マグネシウム燃やせ!」
紅雨「あ、うん・・・・・着火!」
教頭「なっ!?」
有希「『マグネシウムバルス』!」
教頭「ぐあああああああああ!目が、目がぁぁああああああああああああああ!!!」
鎖衣「説明しよう!
マグネシウムバルスとは、発光剤として使われるマグネシウムを
燃焼させることにより、カメラのフラッシュのごときまばゆい光を発生させ、
相手の視覚を一時的に奪う化学的な攪乱術(かくらんじゅつ)である!(`―ω―´)」
春花「ぐああああああああああああああ!!!」
詩衣「ちなみに、目を閉じるかグラサンを付けているかしないと、不特定多数に効果が」
紅雨「なるほど、ね・・・それでグラサン・・・・・」
有希「今のうちに先生を解放すっぞ」
鎖衣「は〜い」
― 解放&拘束 ―
紆紗「詩衣ぃぃぃぃぃぃいいいいいいい!怖かったにゃあああああああああ!!!(泣)」
詩衣「ちょっと!なんで私に抱きつくわけ!?」
紆紗「おじさんは・・・おじさんはぁ!貞操の危機に瀕しててだにゃあ!(泣)」
紅雨「無事でよかったね、先生」
有希「紆紗先生の貞操と、放送コードは守られたな(`・ω・´;)」
春花「くそぅ・・・BLフラグだけはバッキリ折られちゃったじゃないのよ!!!」
詩衣「んなもん守られる必要なんざないわ!」
春花「否!世の腐女子たちは今、三次元にですらフラグを求めているのであって!」
有希「とりあえず黙っとけキチガイ(怒)」
春花「ぐぬぉおっ!?」
教頭「君たち!私を拘束して、ただで済むと思わないでいただきたい!」
鎖衣「ねぇねぇ、教頭先生を拘束しちゃってるけど、どうするの?」
紅雨「とりあえず暴れないようにしただけだから・・・・・う〜ん・・・・・・」
詩衣「校長先生に告訴しといたら?強姦未遂とかで」
紆紗「そうしよう、それがいいにゃ」
教頭「無駄ですよ。校長はまだ入院中ですし」
鎖衣「理事長は?」
紅雨「俺たちからは・・・・ねぇ?」
有希「いっそのこと、二度と放送コードを脅かさないように、去勢でもできればなぁ〜」
紆紗「それにゃ!」
有希「うわっ、な、なんだよ?」
紆紗「にゃにゃ〜ん」
鎖衣「紆紗〜、それなぁに?何かの薬?」
紆紗「フフフフ・・・・・『萌え萌えにゃん☆』の制作過程で副産物としてできたにゃ!」
詩衣「ほう?で、どんな効果があるわけ?」
紆紗「あぁ、推定では6か月くらい、男にとっての致命傷を食らうにゃ」
紅雨「なん・・・・・」
有希「だと・・・!?」
鎖衣「致命傷?女の子には効果ないの?」
紆紗「おにゃのこにとっては、ただの栄養剤と変わらないにゃ」
教頭「あああああの、紆紗先生?さすがにそれは・・・・・」
紅雨「それ、一口でも飲んだら・・・ヤバいんですか?即効性とか・・・・・」
紆紗「いや、注射で直接ぶちこまんと効果はにゃい。しかもブツにダイレクトでにゃ」
有希「Oh・・・・・」
教頭「え?あ、あの、放送コードとか言ってたじゃないですか・・・ちょっと!?」
紆紗「フフフ・・・・・・覚悟しやがれにゃ、教頭・・・・・・!」
教頭「ちょちょちょと!?ままま待って待って待って!あ、あ、アッー!(エコー」
春花「次回予告!」
詩衣「放送できない部分は全力でバッサリとカットさせていただきました、まる」
有希「これでしばらくは教頭の出番が確実に無いな」
紅雨「そういえば、神無はまだ帰ってこないの?」
鎖衣「今度の臨海学校まで挽回授業を受けなきゃいけないらしいよ(^・ω・^)」
紆紗「ま、野郎が少にゃければ、おじさんが面子に入ってやるにゃ〜」
詩衣「いや、呼んでないから。というか、まだ薬抜けてないんですね」
紆紗「・・・うん、もうさっさとカンペ読んじゃってくれにゃ(泣)」
鎖衣「はいほ〜い。ええっと・・・・あれ?カンペどこ〜?(´・ω・`)」
春花「カンペは我が手中に!!!」
有希「改変すんじゃねぇぞ?いいか、絶対だぞ?(`・ω・´;)」
詩衣「有希、それフラグ・・・・・」
春花「『次回 人生平和(カオス)に薔薇色なパラダイス!!!』」
詩衣「くたばれぇ!」
春花「ピギャアッ!?」
紆紗「何々?『次回 そこに平和(カオス)はあるのだろうか』・・・おい、これ・・・・」
鎖衣「わかる人だけ笑ってやってくれ(^ω^)」
紅雨「いいのかなぁ・・・・・(笑)」
は〜い終了で〜す。
〜いつもの言い訳〜
どうも、犯人です。
平和シリーズもなんと10作目ですな!すっげー!
キリのいいところで再びにゃんにゃんネタを出したかったので、つい思わず←
「にゃんにゃん」言いまくりますけど、よかったらどうぞ。
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