引きこもりの妹を養う変態兄者


・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください



<登場人物>
依玖人(いくと):兄者。義妹と二人暮らしなう。妹にコスプレさせる趣味があr(ry
一葉(ひとは):妹者。ちょいと引きこもりなう。学校には行っていないが、株を(ry





※一葉の台詞にて、「」は普通の台詞、『』はすっごく可愛い声で言ってる台詞(笑)
!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



一葉「遅い」

依玖人「しょうがないだろ。その・・・・ATMが、混んでてだな・・・・・」

一葉「兄者が普段利用するATMは、
   その存在すらあまり知られていない隠れたATMだ。
   近隣に住む大学生が利用していたとしても、そこが混んでいたはずがない」

依玖人「だからっ、今日は混んでたんだって!」

一葉「ATMが最も混む時間帯はとうに過ぎている。
   兄者が出かけたのは今から40分前。
   即ち、ATMが使えなくなる10分前だ。
   そこから走ってATMにたどり着いたとして、混んでいたのであれば
   定義的にも確実に3人は並んでいたことになる。
   さて、ここで問おうか。
   ・・・兄者はどうやってATMを利用したのか。」

依玖人「・・・・・・・・・スミマセンデシタorz」

一葉「どうせそこらのメイド服を着たビラ配りの女を評価しながら横断歩道を踏み外して、
   ちょうどやってきた自動車に轢かれそうになった挙句、
   そのメイドの胸にダイブしちゃったりなんかしちゃったりしたのだろうな。」

依玖人「ギクッ、な、なぜわかる・・・・!?」

一葉「所詮愚兄に起こる残念な不幸だ、大方想像はつく。
   ・・・その、顔のもみじとかで。」

依玖人「くっ・・・!だって、メイドってのはやっぱ・・・・・!」

一葉『おかえりなさいませ、ご主人様♪』

依玖人「って感じじゃなきゃダメだろぉ!
   マジで帰りを待ってましたぁ的な感じがさぁ!」

一葉「それで、私の焼きプリンタルトは?」

依玖人「・・・・・・・あ。」

一葉「明日、駅前に出来たケーキ屋さんのシュークリーム10個で手をうt」

依玖人「OK妹、とりあえず落ちつけ。さすがに10個はないだろ・・・・・」

一葉「何を言うか。私がどれほど焼きプリンタルトを待ちわびていたと思っている?」

依玖人「だったら、自分で買いに行けばいいだろ!?」

一葉「・・・そうは言っているが兄者よ」

依玖人「な、なんだよ?」

一葉「ちゃっかり衝動買いしちゃったと思われるエロ本が隠しきれてないぞ」

依玖人「Oh・・・」

一葉「ちなみに、シュークリームは限定販売だから、早めに買いに行かねばならん」

依玖人「おいおい、養ってあげてるお兄様を少しは労わって・・・・・」

一葉『あ〜げない☆』

依玖人「ははは、ですよね (泣)」

一葉「全く、これ以上労わる必要があるものか。
   目の保養にはなってやっているだろう」

依玖人「いやさぁ、その〜、もっとこう、実質的というかですね・・・」

一葉「兄者がいない間の家事や掃除はしている」

依玖人「っ・・・お金を稼いでいる身としては、もっと癒しを・・・・・」

一葉「コスプレ」

依玖人「うっ・・・ほ、ほら!実用的な物とか・・・」

一葉「車」

依玖人「ギクッ」

一葉「兄者に買ってあげた気がスルナー」

依玖人「あ、あははは、ははは・・・・・」

一葉「ついでに言うと、自動車学校の金も全部出した気がするぞ」

依玖人「ソウデスネー」

一葉「他にもいろいろあるが」

依玖人「もう言わないであげてください(泣)」

一葉「せいぜいその分くらいは養ってもらおうか」

依玖人「はい・・・チクショー!どうしてこんなことに!(泣)」

一葉「義妹にメイド服を着せるような変態が何をいまさら」

依玖人「男の夢だろ!メイド服着た可愛い女の子に・・・」

一葉『ご主人様、朝ですよ〜』

依玖人「って起こしてもらうとか!」

一葉『ひゃうっ!?も、申し訳ありません、ご主人様!』

依玖人「とかビクビクしながら謝ってきて!それにお仕置きしようとして・・・」

一葉『イケないメイドを、どうぞお叱りください・・・!』

依玖人「って言われたらもう・・・ハァハァ・・・・・!」

一葉「彼女いない歴イコール年齢の童貞が絵空事(えそらごと)をぬかしよる」

依玖人「そこは言わないでぇ!」

一葉「大体、メイド服以外にもいろいろ着せてきたではないか」

依玖人「巫女服、ナース服、チャイナ服、婦警、シスター・・・・・」

一葉「ゴスロリもスク水も着せられたぞ」

依玖人「ハァハァ・・・ま、また見たくなってきた・・・・・ハァハァ!」

一葉「気色悪いぞ愚兄」

依玖人「うぅ・・・・妹よ、いつになったら可愛らしくお兄ちゃんと呼んでくれるんだ?」

一葉「面倒だから、ネタ以外では呼ばない」

依玖人「ひぃとぉはぁ〜〜〜〜〜!!!!(泣)」

一葉「うるさい、さっさと飯を作れ、この愚兄が」

依玖人「・・・・はい(泣)」



	― 夕食後。―



一葉「兄者、風呂」

依玖人「え?あぁ、沸かしてこいと・・・・」

一葉「うぬ」

依玖人「お前さぁ、ホント、たま〜にでいいからさ、お兄様のために」

一葉『あたし、お風呂入りたいな〜』

依玖人「おっけ〜い!お兄ちゃんが今すぐ沸かしてくるからなぁ〜!」

一葉「・・・・・実に単純な愚兄だ。」

依玖人「あ、どうせなら一緒に入っても」

一葉「却下」

依玖人「え〜なんで〜?」

一葉「四捨五入して魔法使い寸前の阿呆が小首かしげても可愛いとは誰も思わん」

依玖人「一葉・・・・お願いだからせめてもうちょっと優しい言葉で言って(泣)」

一葉『20代半ばの童貞の愚兄が、首をかしげて見つめてきても可愛くないんだぞ☆』

依玖人「うん、ゴメン、俺が悪かった。妹に優しさを求めた俺が悪かった!(泣)」

一葉「わかったならさっさと沸かしてこい」

依玖人「・・・・じぃぃぃぃぃぃ」

一葉「なんぞ?」

依玖人「・・・・・どうしてもダメ?」

一葉「キショい」

依玖人「ひどっ!」

一葉「なぜ今更童貞の愚兄と共に風呂に入らねばならんのだ・・・」

依玖人「ほらぁ、妹の成長をいろいろとだな・・・」

一葉「妹の裸を見て、そのまま出血死するがいい」

依玖人「フフッ、裸になるのが嫌ならば、いいものがあるぞ!」

一葉「は?」



	― 風呂なう。―



依玖人「ん〜スポーツやってない上に引きこもりってわりには、いいスタイルだよな〜」

一葉「ジロジロ見るな、気色悪い」

依玖人「そんな恥ずかしがるなって。そうだ、背中洗ってやろうか?」

一葉「断る。洗うふりをして、肩ひもを外す算段など見え見えだ」

依玖人「ギクッ・・・・だってよぉ・・・・・可愛い妹が水着とか、な?」

一葉『エッチなのはいけないとおもいます!』

依玖人「グサァッ!?」

一葉「自分で買ってきた水着を妹に着せて一緒に風呂に入るなど、この変態が」

依玖人「フッ、もっと褒めてくれたまえ」

一葉「誰も褒めておらん」

依玖人「それにしてもお前、せっかく可愛いのにもったいないぞ〜」

一葉「何が?」

依玖人「お前だったら、外に出た瞬間にホイホイ男釣れそうなのに」

一葉「仕方なかろう、それが嫌で引きこもりになったのだから」

依玖人「え、まさか経験済み!?」

一葉「当然。」

依玖人「そんなバァカな!」

一葉「バカはお前だ、愚兄よ」

依玖人「しょぼーん(´・ω・`)」

一葉「・・・ふぅ。兄者、そっちに退(の)けぃ」

依玖人「ん?なんで?」

一葉「私が湯船に入れないではないか」

依玖人「お、おぉ!なら、俺の上に・・・!」

一葉「使う前に使い物にならなくしてやろうか?(黒)」

依玖人「スミマセン、調子ニ乗リマシタ」

一葉「やれやれ。」

依玖人「あ〜あ、お前が妹じゃなかったら、絶対猛アタックしてたんだけどなぁ」

一葉「そしてことごとく返り討ちに遭っている愚兄が面白いぐらい容易に浮かぶ」

依玖人「・・・妹よ、そこはちょっとくらいドキッとしてだなぁ・・・」

一葉『は、はぁ!?ばばば、バカじゃないの!?何考えてんのよ、この変態!/////////』

依玖人「と、照れているのかノボせ気味なのかわからないくらい顔を赤らめてダナ」

一葉「私はツンデレではないぞ」

依玖人「じ、じゃあ、こう、自分もそう思ってました〜的な感じで・・・」

一葉『お兄ちゃんだったら、付き合ってあげてたかもね/////////////』

依玖人「と、やはりこれも顔を赤らめながら・・・・」

一葉「やらん。」

依玖人「ノリ悪いぞ、妹よ」

一葉「さっきから妹の胸ばかり見て下腹部をいきり立たせている変態にどうノれと?」

依玖人「・・・・・えへ♪」

一葉「はぁ。とりあえず、もう上がる。」

依玖人「のぼせたか?」

一葉「元々長湯はしないタチだ。せいぜい自分で寂しく慰めるんだな」

依玖人「・・・うぅ・・・冗談抜きでバレてた(泣)」



	― 兄者もお風呂上り。―



コンコンッ(ノック音)。

一葉「なんぞ?」

依玖人「アイス、食べるか?」

一葉「味は?」

依玖人「チョコチップクッキー」

一葉「いただこう」

依玖人「部屋入るぞ〜・・・・・って、猫耳!?」

一葉「着ぐるみパジャマ。暖房の調子が悪いから、買い直すまでの辛抱がてらだが」

依玖人「あぁ・・・それで猫耳か。」

一葉「うぬ。それなりに無難だったから」

依玖人「(小声)グッジョブ!猫耳の着ぐるみ、マジでジャスティス!」

一葉「何を一人でガッツポーズをとっている?」

依玖人「いや、なんでもないぞ〜(↑)。ほら、アイス」

一葉「?変な愚兄だ」

依玖人「お兄ちゃんは変じゃないぞ〜」

一葉「あぁ、変態だったな」

依玖人「・・・あ、あれ?」

一葉「用が済んだなら、とっとと出て行け。」

依玖人「・・・・・・・・・そぉいっ!」

一葉「ぬあっ!?」

依玖人「へへ〜、捕まえたぞぉ一葉〜♪」

一葉「気持ち悪い、離れろ変態」

依玖人「意外と冷静なんだな・・・お兄ちゃんビックリ」

一葉「セクハラしたら訴える」

依玖人「わかってるって。ちょっとギュ〜ってさせろよ〜」

一葉「邪魔したら、童貞を一生こじらせてやろう」

依玖人「やめて。俺別にイオナズンとか打てなくていいから。」

一葉「・・・やれやれ。」

依玖人「ん〜・・・持つべきは可愛い妹〜・・・・・」

一葉「義理だがな」

依玖人「ガキの頃から一緒にいるんだから、気にする必要ないだろ?」

一葉「こんな変態と遺伝子的に一致していたら死にたくなる」

依玖人「お前、そこまで言うか・・・」

一葉「言われたくなければ、そろそろ彼女くらい作ったらどうだ?兄者よ」

依玖人「妹よ、世の中には顔面格差社会というモノ以外にも複雑なシステムがだな・・・」

一葉「まずはその趣味やら性癖やらを改変すべきだと思う」

依玖人「いやいやいやいやいやいやこれは俺の夢!夢だから!妙な表現しないで!?」

一葉「事実を頑張ってひた隠しにしなくても、バレバレだぞ、兄者よ」

依玖人「ど・こ・が!?」

一葉「私のコスプレ姿を撮影すべく、一眼レフのデジカメを購入」

依玖人「ギクッ」

一葉「超高画質で印刷するためにプリンターを買い替える」

依玖人「ギクギクッ」

一葉「印刷した写真をオカズに夜な夜な抜くため、通販でテンをガッ!とするものをk」

依玖人「俺が悪かった、だからそれ以上傷をえぐらないで(泣)」

一葉「ふん。」

依玖人「つーか妹よ、自分がオカズにされていることに対するツッコミはないんだな」

一葉「男とはそういう生き物だろう?注意したところで止めるとは思わないし」

依玖人「そ、そうだな・・・・」

一葉「それに、未だに童貞の兄者を可哀想に思ってだな」

依玖人「OK妹、それ以上言ってくれるな。
   お前なりの労わりってことで把握しておくから」

一葉「そうか、それはよかったな」

依玖人「あぁ(泣)」

一葉「・・・・時に兄者」

依玖人「ん?」

一葉「私はそろそろ寝るぞ」

依玖人「あぁ、そうか。んじゃ、お兄ちゃんと一緒のベッドで・・・・」

一葉『おやすみ、お兄ちゃん☆』

依玖人「・・・・・・あ、ソウデスカ・・・ははは・・・・(泣)」

一葉「・・・・んっ」

依玖人「っ!?」

一葉「大人しく自室で寝ろ、兄者よ。」

依玖人「あ・・・・あぁ・・・・・」


パタンッ。(ドア閉じる)


依玖人「やっべぇ・・・一葉からほっぺにチューとかマジ嬉しすぎる!
   明日から本気出す!うん、全力出せる!
   仕事は残業フラグをへし折って真っすぐ駅前のケーキ屋に直行!
   シュークリームを10個買って、どこにも寄り道せず・・・
   あああ金振り込まないと!じゃあコンビニのATM寄るか。
   そして、家に帰ったらシュークリームを受け取った一葉が、
   満面の笑みを浮かべて・・・。」

一葉『ありがとう、お兄ちゃん♪』

依玖人「と、感謝の言葉を・・・ってそうじゃない!一葉はもっとこう・・・・・」

一葉『べ、べつに、期待してたわけじゃ、ないんだからねっ!//////////////』

依玖人「いやいやいやこれも違う!ツンデレじゃない!そう、一葉は・・・」

一葉『ほう、やるではないか。愚兄も使い様といったところか。よくやった』

依玖人「と、褒めてくれるに違いない・・・・・フフフフ!
   ・・・・・・・・・・あれ?
   これってよく考えたら俺・・・・・調教済み?」



獅子舞じゃなくておしまい。





〜\キャーイイワケダー/〜
どうも、犯人です。
唐突に思いつきで書き進めた結果がこれです。
俺が書くと、大抵男性が可哀想なんだよね、ゴメンね。
名前だけ厨二仕様なのはやっぱり作者が偏った頭してんだよね、ゴメン慣れて←
どうしてこうなったって感じな台本ですが、よかったらどうぞ。
		






   
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