学園祭初日も平和(カオス)です。


・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください



<登場人物>
椎名有希(しいな あき):
   一応常識人。周りが変人だらけなので苦労してる。鎖衣と詩衣の幼馴染。ツッコミ。
   変態には全力で突っ込む。甘味と猫耳美少女をこよなく愛するノンケです(ここ重要)。
言葉鎖衣(ことのは さい):
   稀少な癒し要素。才色兼備マジパねぇ。しかし美術が苦手。ロリでもしっかり者。
   子供っぽいからある意味扱いやすい。有希と同じく甘味に目がない。
言葉詩衣(ことのは しい):
   鎖衣の双子の妹。二卵性なのであまり似てない。基本真面目だが、実は隠れ腐女子。
   姉とは対照的な性格だが、姉妹仲は良い。有希に次ぐツッコミ役。
月宵神無(つきよい かんな):
   入学時に有希に一目惚れした変態。凄く残念なイケメン。ドM(基本は対有希のみ)。
   有希以外には爽やか系好青年。脱いだら凄いらしい。
楸 紅雨(ひさぎ くう):
   委員長。成績優秀で運動神経抜群のよくいるタイプのイケメン。
   鎖衣に片思いしているロリコン(本人否定)。





※屋外で喫茶店やってます。メニューが豪華なのは仕様です。
!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



紅雨「それじゃ、各自持ち場について〜。今日は男子が接客だよ。」

有希「なんだかんだで学園祭当日か。それにしても・・・・はぁ。」

紅雨「どうしたの有希?開始早々テンション低めだけど」

有希「いやぁなんつーか、校長が急性前立腺炎で緊急入院して、
   代わりに教頭先生が学園祭開始の合図したけど・・・あれはねぇだろ・・・・・」

紅雨「あー、あれね。
   『それではみなさん!・・・学園祭、やらないか』だったっけ」

有希「どうしてそっちの方に走ったんだよ!?学校関係者全員に戦慄が走ったぞ!?」

神無「それだけ高野(たかの)先生との甘〜い情事が気持ちよかったんじゃない?(^ω^)」

有希「やめろ。頼むからたまには危ないネタのない話をだな・・・!」

鎖衣「有希〜、紅雨ちゃ〜ん、神無〜!」

紅雨「あ、鎖衣。今日は・・・・・コックさん、かな?」

鎖衣「うん!あのね、裁縫部の人に作ってもらったの!>▽<」

紅雨「へぇ〜、よかったね、鎖衣。すごく似合ってるよ♪」

鎖衣「えへへ〜>ω<」

詩衣「そういう紅雨は、バーテンダーかしら?」

紅雨「うん。無難かな〜って思って」

鎖衣「紅雨ちゃんカッコいいね!」

紅雨「あ、ありがと、鎖衣(///▽///)」

詩衣「有希は、と。黒いマントにシルクハット・・・・あ、ドラキュラか。」

有希「よくわかったな」

詩衣「マントの形でなんとなく。」

有希「元々八重歯が目立つから、ちょうどいいかと思って」

鎖衣「がおー!食〜べ〜ちゃ〜う〜ぞ〜>○<!」

有希「鎖衣、ちょっと違うぞ」

鎖衣「ありゃりゃ(^・ω・^)」

有希「吸血鬼ってのは、こうやって・・・・・・」

鎖衣「んにゃっ」

詩衣「ちょっ、有希・・・!?」

有希「相手の首筋に歯を立てて・・・・・」

紅雨「ストップ有希!実演は却下、特に鎖衣を使ったらダメ!羨ましいから!」

詩衣「理由を言わなければよかったのに・・・orz」

鎖衣「おうふ。コックから吸血鬼になっちゃうところだったよ(`・ω・´)」

詩衣「姉さん、ならないから大丈夫」

神無「有ぁ希ぃ〜!噛みつくなら、ぜひ僕の首筋に!!!」

有希「首回りを広く開けてアピールしても噛みつかねぇよ!」

鎖衣「神無のそれは〜?」

有希「海賊らしいぞ〜」

詩衣「露出度高くない?前、全開だし」

神無「フフッ、あえてそうしたのは・・・・有希に僕を見てもらうためさぁ!(エコー」

鎖衣「でも、お仕事しなきゃね?」

神無「もちろん!仕事しながら擦れ違う時とかにさりげなく有希の腰とかに・・・」

有希「(食い気味に)セクハラしたら訴えるぞ☆(怒)」

神無「いやだなぁ有希!僕が訴えられるであろう罪は、窃盗罪だけだよ。」

鎖衣「なんでなんで?」

神無「それはもう!いずれは有希の心を盗んで、アレやコレといった『初めて』も!」

有希「さぁ〜変態はしまっちゃおうね〜(怒)」

神無「え、ちょ、有希、ちょまっ、ロッカーに閉じ込めるのは勘弁して〜〜〜!!!」

詩衣「あれ、珍しく神無が歓喜以外の悲鳴をあげてる?」

鎖衣「しぃちゃん知らなかったっけ?神無、ロッカーに閉じ込められるのトラウマ〜」

詩衣「そうなの?」

鎖衣「昔、ロッカーに押し込められて、ショタコンの先生に掘られそうになったんだって」

詩衣「なにそれこわい。しかも『掘られる』って、男の先生にやられたのか・・・」

紅雨「みんな〜、そろそろ本格的にお客さん来るから、配置について〜」

鎖衣・詩衣・有希・神無「「「「は〜い」」」」



― 始まりました。 ―



有希「いらっしゃいませ〜、こちらの席へどうぞ」

紅雨「チーズケーキと、コーヒーが2つずつですね。かしこまりました。」

神無「詩衣ちゃん、サンドイッチセット3つお願い!」

詩衣「は〜い。サンドイッチ3つ、と。あ、6番テーブル片付けといてね?」

鎖衣「オムライスできたよ〜」

有希「おー・・・って、メニューの実物初めて見たけど、鎖衣すげぇな・・・・」

鎖衣「ほらほら、早く持ってく!オムライスなら今度作ってあげるから!」

有希「あ、あぁ。」

紅雨「鎖衣、俺にも!」

詩衣「はいはいはい、お客さん来てるんだから仕事してね〜」

神無「ぼ、僕には、有希を・・・・/////////////////」

有希「え?」

詩衣「神無、分かりづらいから。7番テーブルにコーラとメロンソーダ、持ってって」

神無「うぅ・・・有希が食べたいよぉ(泣)」

鎖衣「有希は食べ物じゃないよ?」

有希「気にするな鎖衣。そういう意味じゃないから」

鎖衣「ぬ?(^・ω・^)」

紅雨「あ、鎖衣、足りない材料とか、出てない?」

鎖衣「大丈夫だよ。裏方のみんなが走って取りに行ってるから(^―ω―^)」

有希「んじゃ、もうちょい踏ん張るか!」

神無「踏ん張る!?まさか有希、悪阻(つわり)!?」

有希「アウトぉぉおおおおおお!!!」(回し蹴り)

神無「へぼはぁっ!?」

鎖衣「神無ってば・・・・・さっきから有希の性別間違えてるよね(´・ω・`)」

紅雨「仕方ないよ。神無には、あんまり常識が通じないから。」

鎖衣「有希はユキちゃんじゃないんだよ〜?」

有希「鎖衣、頼む、フラグを立てないでくれ。作者が調子に乗り出すから」

詩衣「有希、アンタも十分自分でフラグを回収しに行ってるから」

有希「ハッ!?しまった・・・・」

詩衣「やれやれ。」



― お昼の休憩なう。 ―



紅雨「ふぅ。ちょっと休憩〜」

有希「にしても、うちの学校ってやたらと人来るよな」

詩衣「来るって言っても、そこらの親御さんとかばっかりじゃないのが、ねぇ?」

有希「あぁ・・・・・芸能人なんて普通に来るし、下手すりゃ金持ちとか、な。」

紅雨「去年は本物のヤクザが団体でいらっしゃったからね・・・」

神無「あの時の鎖衣ちゃん、ホントに凄かったよね!」

詩衣「え、えぇ。あれは本当にヤバかった」

紅雨「え、何々?」

有希「あぁそっか、紅雨はその場にいなかったか。緊急の買い出しとかで」

神無「強面(こわもて)のヤクザ集団がご来場だったんだ。
   手に入れ墨があったり、いかにも裏の仕事してます〜って雰囲気だったら、
   誰だって接客しづらいでしょ?普通は^^;」

詩衣「けど、姉さんだけは全く問題なく突撃してったのよ」

紅雨「えぇ!?」

詩衣「ほら、去年も私たち、喫茶店っぽいことやったでしょ?」

有希「そん時、ちょうど女子が接客で、男子が調理担当で。」

神無「ヤクザ様ご来店〜ってなって、あの周りは全部鎖衣ちゃんが接客してたね」

紅雨「さ、鎖衣にそんな危ないことを・・・・!?」

有希「まぁ、アイツが一番無難だったから、なぁ?」

詩衣「さすがに姉さんのフォローには回れなかったわ・・・・・」

神無「鎖衣ちゃんは子供っぽいから、おじさんたちのウケがよかったよね♪」

紅雨「はぁ・・・鎖衣、ホントに怖いもの知らずだなぁ」

有希「いや、そんだけじゃねぇぞ?」

紅雨「え」

詩衣「調理担当のアホが一人ミスって、塩と砂糖を間違えたのよね」

紅雨「えぇ!?そ、それって・・・・・」

詩衣「そう・・・甘いチャーハンを作ったのよ」

紅雨「うわぁ・・・・・」

有希「それで客が『これ作った奴呼べ』っつって、マジで殴ろうとしたんだよな」

神無「暴力沙汰になれば学園祭なんて続けられないでしょ?でも、中止されなかった」

紅雨「まさか・・・・鎖衣?」

神無「Yes!」

紅雨「何をしたの!?俺の可愛い鎖衣が何を!?」

有希「落ち着け。そしてお前の鎖衣じゃねぇから」

詩衣「姉さん、殴ろうとしたヤクザの拳を、持っていたトレイで受け止めて・・・」

有希「それにブチ切れたヤクザが、ターゲットを鎖衣に変更し、再び殴りかかってきて」

神無「華麗に回避した鎖衣ちゃんは、一呼吸おいてか〜ら〜の・・・・・」

紅雨「か・・・からの?」

有希「・・・・・・サマーソルト。」

紅雨「ぁ・・・ぁ・・・・・・(呆然)」

神無「あれはホント凄かった」

有希「一発でノックダウンさせたからな」

詩衣「その後、ヤクザの親分らしき人が拍手して、謝ってきたのよね」

有希「そんで、鎖衣が作り直したチャーハン食べて、機嫌よく帰って行ったからな」

紅雨「・・・やっぱりすごいね、鎖衣は^^;」

詩衣「えぇ、ホント。ただ1つ、あの時に問題視されたことがあるわ」

紅雨「え?何を?」

有希「ヤクザの組長、代金を置いて行ってくれたのはいいんだが・・・・・」

神無「あ、そういえば、札束置いてったよね」

紅雨「えぇ!?」

詩衣「さすがに受け取れないから、返そうと思ったけど時すでに遅し。」

神無「『チャーハン美味かったから嬢ちゃんに渡してくれ』っていう置手紙を発見して」

有希「ま、鎖衣のものになったわけだがな」

紅雨「なんと・・・・・まぁ、お金の使い道は、今度鎖衣に聞いておこう。」

鎖衣「しぃちゃんしぃちゃん!大変!」

詩衣「どうしたの?姉さん」

鎖衣「去年のおじさん来てた!」

詩衣「・・・・・・え」

有希「去年のって、まさか、ヤーサン!?」

鎖衣「うん!>▽<」

詩衣「ねねねねねねね姉さん!?え、ちょ、そのおじさんここに来てないでしょうね!?」

鎖衣「だから、さっき来てたんだってば(^・ω・^)」

神無「もしかして、また団体様で来たの!?」

鎖衣「団体・・・・・・んと、8人くらい。みんなオムライス食べてったよ」

紅雨「は、はぁ。せ、接客した人、大丈夫だったの?」

鎖衣「お水出したらピュ〜ってあたしのとこに飛んできたよ。凄く冷や汗かきながら」

有希「だろうな・・・・・」

詩衣「そして姉さん、その手に持ってるのは何かしら?」

鎖衣「おじさんたちが買ってくれたの!>▽<」

神無「ええっと、綿飴に林檎飴に・・・フランクフルト・・・・・これって・・・・・」

紅雨「鎖衣がリクエストしてたメニューだね。他のブースで販売してたよ」

有希「あぁ・・・・そんなに食いたかったのか・・・・・」

鎖衣「うん!あ、みんなの分あるよ!はい、しぃちゃん!」

詩衣「ありがと。今回は札束じゃなくてよかったわね。」

鎖衣「あたし、ちゃんとおじさんに言ったよ?オムライスの価格(`・ω・´)」

紅雨「もし財布取り出す前に言わなかったら、また札束フラグだったのかな?」

有希「たぶん、な」

鎖衣「はい有希、フランクフルト」

有希「おう、サンキュ」

神無「有希!僕のフランクフルトもげぼぁっ!?」

有希「食いもんじゃねぇだろ(怒)」

神無「くっ・・・・いつかは、有希におねだりされて差し出したい・・・・!」

有希「絶対にないから、安心しろ」

鎖衣「はい紅雨ちゃん、あ〜ん」

紅雨「あ〜・・・・ん、mgmg・・・ありがと、鎖衣♪」

鎖衣「どういたしまして〜(^―ω―^)」

神無「有希!」

有希「あ?」

神無「はい、あ〜nぴぎゃああああああああああああああ!!!」

紅雨「え、あ、有希、今、何して・・・・」

有希「なんでもない。担任から預かっておいた未開封の茶封筒をチラッとだな」

詩衣「あぁ、先生の・・・・各生徒の弱みである情報ね。」

有希「神無が何かやらかそうとしたら、これをバラまく。」

鎖衣「どんな情報なんだろ?楽しみだね☆」

有希「そうだな〜♪」

詩衣「わざわざ姉さんのテンションに合わせてきた・・・だと・・・!?」

紅雨「あ、そろそろ休憩終わるころだから、準備しなきゃ」

鎖衣「うおっ、もうそんな時間か(^・ω・^)」

詩衣「さってと。ヤクザのおじさんから頂いた分も頑張らなきゃね」

有希「おー」



― 第二ラウンド。 ―



詩衣「あれ、姉さんは?厨房にいないんだけど」

有希「鎖衣なら今、買い出しに走ってるぞ。ケチャップが最後の一本だとかで」

神無「鎖衣ちゃんのオムライス、人気だねぇ。あと、ミートスパも」

紅雨「卵は大量に買っておいたけど、ケチャップを見逃してたな・・・」

詩衣「ま、姉さんは料理以外でも器用だから。今回のレシピ考えたのも姉さんだし」

有希「高性能とはこのことだな」

神無「有希!僕だって高性能だよ!」

有希「どこが?」

神無「四十八手、全部覚えてる!」

有希「・・・・・・相撲の、か?(^ω^ )」

神無「もちろん!セックげぼはぁっ!?」

有希「アピールするとこ間違ってんだろうがっ!前の台詞はっきり言わせたの失敗だ!」

詩衣「作者、私たちが高校生って言う設定、忘れてないかしら・・・・・」

鎖衣「たっだいまぁ〜!」

紅雨「あ、おかえり、鎖衣」

鎖衣「ケチャップ買ってきた!>▽<」

紅雨「お疲れ様・・・・って、後ろの、それ?」

鎖衣「うん」

有希「なぜ、段ボール!?」

鎖衣「おじさんに会った!」

詩衣「またぁ!?」

紅雨「よく遭遇するんだね・・・・あ、もしかして、おじさんに買ってもらった、とか?」

鎖衣「あたしはちゃんと断ったんだよ?けど、『一本じゃ足りないだろ』って(´・ω・`)」

詩衣「箱で買ってくれたんだ・・・・・」

有希「たぶん、『嬢ちゃんのオムライス美味かったから』とかいう理由だろ」

神無「でも、店からこの箱持って帰ってくるとか、徒歩じゃキツかったんじゃない?」

鎖衣「去年吹っ飛ばしちゃった人が運んでくれたの」

詩衣「吹っ飛ばしちゃった人って・・・・まさか、サマーソルト食らってた、あの!?」

鎖衣「おういぇ(^―ω―^)」

有希「使いっぱしりか・・・相当去年の一撃が効いてるみてぇだな・・・・・」

紅雨「まぁ、楽ができたんだから、よかったね、鎖衣♪」

鎖衣「うん!」

詩衣「もうなんか、姉さんに対するチート性能は、突っ込んだら負けね・・・・」

有希「おう、全部『鎖衣だから』で済ませるべきだ。うん。」

神無「あ、なんかそれいいな〜。ねぇねぇ、『神無だから』っていうネタは・・・」

有希「ない。てかやらん」

紅雨「それがあったら、放送コードに引っかかる事ばっかりしそうだよね・・・・・」

詩衣「やめて、それだけはやめて。そんなことされたら、学園祭中止になっちゃうから!」

神無「僕は有希への純粋な愛情を強調しているだけなんだけどなぁ(´・ω・`)」

有希「捨てられた犬みてぇな目でこっちを見るな。元々拾ってねぇから」

神無「有ぁ希ぃ〜!」

有希「近づくな変態!」

神無「へぼぁっ!?」



― 初日お疲れ様。 ―



紅雨「お疲れ〜」

詩衣「お疲れ様。初日でも情け容赦なく来場者が多いわね、この学校」

有希「ホント、まだ初日なのにかなり疲れたぞ・・・・」

詩衣「有希は・・・・神無のセクハラを回避するのに必死だったもんね」

有希「なんで接客とか宣伝やってるだけなのに
   この変態アブノーマルマゾヒストに付きまとわれなきゃならねぇんだよ・・・
   すれ違いざまに腰撫でられたり、ぶつかる振りしてキスしようとしてきたり、
   急に呼びつけたと思ったらトイレに連れ去られそうになったり、
   トイレから全力疾走してたらまた高野先生にぶつかって以下略!」

神無「いやだなぁ、有希。
   あんなに人ごみの中を走っていたら、
   人一人にぶつかるなんてこと、よくあるじゃないか♪」

詩衣「神無の場合、狙って高野先生にぶつかってるでしょ」

鎖衣「ちょうど高野先生が買ってた、超巨大フランクフルトを指して、」

神無「『ところで、コイツを見てくれ。コイツをどう思う?』」

鎖衣「なんて話しかけてたもんね(^・ω・^)」

詩衣「え、姉さん見てたの?」

鎖衣「飲み物買いに行ったときにたまたま〜。で、高野先生が」

神無「『すごく、大きいです!』」

鎖衣「って元気に、顔を赤らめながら大衆の中で叫んでた」

紅雨「免職フラグ、そろそろじゃないかなぁ(苦笑)」

有希「主に神無のせいだよな・・・・・」

詩衣「間違いないわ」

鎖衣「大体神無のせい(`・ω・´)」

神無「え〜(´・ω・`)」

紅雨「そんなことはおいといて。
   初日は無事終わりだから、今日の分の片づけと、
   明日の準備をぬかりなく、ね」

有希「ほーい」

鎖衣「紅雨ちゃん、在庫チェックしといたよ!これリスト!」

紅雨「ん、ありがとう、鎖衣。明日は接客、頑張ってね」

鎖衣「任せろぉ〜バリバリぃ〜!」

詩衣「姉さん、バリバリはやめて!」

有希「どうしてそこでマジックテープのネタが・・・・・」

神無「有希、明日はどんな衣装着るの?」

有希「俺?一応、着流しの予定だけど」

神無「き・・・・き、きききき着流しぃ!?有希、有希の着流し・・・ハァハァ・・・・・!」

有希「息荒げんな気色悪い!」

神無「だって!有希の着流しだよ!?鎖骨とか太ももとか丸見え・・・・ハァハァ!」

紅雨「あはは・・・神無、片付け終わらせてきたの?」

神無「あ、ごめん、まだ(^ω^)」

詩衣「終わらせて来い変態(怒)」

神無「ぐほっ!?し、詩衣ちゃん、苛烈すぎるよ・・・・・」

詩衣「セクハラしてる暇があるなら早く終わらせて来たら?
   アンタに費やしてる尺がもったいないのよ・・・・このドM」

鎖衣「し、しぃちゃんが黒いよ(^・ω・^;)」

有希「鎖衣、今は近づかない方がいい、マジで」

鎖衣「そそそ、そうだ、ね・・・・」

紅雨「そういえば、鎖衣は明日、何着るの?」

鎖衣「えへへ〜、秘密☆」

有希「明日は女子が接客だったよな。」

紅雨「もしかして、詩衣とお揃いかな?」

鎖衣「ううん、お揃いなのは明後日だよ〜」

詩衣「ま、衣装は明日になってからでいいんじゃない?」

紅雨「楽しみは後にとっておく、か。クスッ、鎖衣の衣装が待ち遠しいなぁ〜(///▽///)」

鎖衣「きっとビ〜ックリするよ!すっごく可愛いの選んだから!>▽<」

有希「お、じゃあカメラでも持ってくるかな」

神無「パシャリ」

有希「はい没収(^ω^)」

神無「キャー!やめてぇ!有希の貴重なコスプレは全て集めるぅぅぅぅうううう!」

有希「黙れ変態!アブノーマルに写真撮られるってだけでも不快だっつーのに」

鎖衣「盗撮は犯罪なのです(`・ω・´)」

神無「じゃあ許可取れば合法だよね?お願い!」

有希「却下」

神無「どうしても?」

有希「どうしてもだ」

神無「ならばっ!これを!・・・・・って、あれ、どこいった(^・ω・^;≡;^・ω・^)」

詩衣「あら?姉さん、何持ってるの?

鎖衣「拾った〜」

有希「ん、どれどれ・・・・っ!」

紅雨「何なに?」

有希「・・・鎖衣〜、今度これ、行かないか?(^ω^)」

鎖衣「お?・・・ケーキバイキング!」

有希「ペアチケットみたいだし、こういうのは女子と行った方が無難だろうから」

神無「ぎゃあああああああああああああああ!!!!」

詩衣「あぁ、甘味好きの有希を釣るために神無が用意してたのね・・・・」

紅雨「ずるいよ有希!俺だって・・・・俺だって、鎖衣を食べt・・・
   間違えた、鎖衣とケーキバイキングに行きたい!」

詩衣「おいそこの好青年(笑)(かっこわらい)!今なんか口走ったでしょ!?」

神無「有ぁぁ希ぃぃいいいいいい!それは僕と一緒にぃぃぃぃいいいいいい!」



詩衣「はい、次回予告です」

鎖衣「学園祭、あと2日もあるんだよね〜」

紅雨「かなりハードだけど、頑張ろうね、鎖衣」

鎖衣「あたぼうよ!まだかき氷とかたこ焼きとか食べてないもん!>ω<」

有希「そっちか!?自分のクラスの出し物の忙しさじゃなくて!?」

神無「僕はまだ!有希のコスプレの全てを拝んでない!」

有希「お前は黙れマゾヒスト!」

神無「あぁん!有希、もっと言って!」

有希「だから黙れっつってんだろうがぁぁああああああ!」

神無「はぁぁぁぁあああああああああああん!」

詩衣「・・・・・さ、もうそろそろカンペ読んだ方がいいでしょ。」

鎖衣「カンペどこ〜?」

紅雨「今日は俺が持ってるよ。『次回 詩衣ちゃんへ、有希がキャラ崩壊フラグです 以上』」

詩衣「え」

鎖衣「キャラほうかい?(^・ω・^)」

有希「ふぅ、やれやれ。あ、カンペ読み終わった?悪い、神無をシメてて聞いてなかった」

詩衣「え、えぇ、その・・・・・なな、何事もなかったから、いつもどおりだったから!」

有希「ん?ま、いっか。んじゃ、明日も頑張るぞ〜」

鎖衣「おー!>○<」



終わりで〜す。





〜言い訳というものがあってだな〜
どうも、犯人です。
初日からすでにカオスですが、学園祭はあと2日あります←
まぁどっちにしろ平和(カオス)になることは間違いないかと(笑)
主に腹筋的な意味で苦労されるかと思われますが、よかったらどうぞ。
		






   
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