Arc Jihad(アークジハード) -遭遇と逆運-


・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください



<登場人物>
[アカサカ・サエ]♀
表記:赤阪 彩瑛
年齢:17
備考:ポンヤンペの前契約者であった秋弥の妹。理知的で、兄思いの少女。
   謎の病により失明状態であったが、ポンヤンペの治癒能力で回復。
   自分を救う為、また、世界を救う為契約者となった兄の遺志を継ぎ、
   自分自身も契約者となる。

[ポンヤンペ]♀
表記:ポンヤンペ
年齢:???
備考:聖剣『クトネシリカ』の担い手。男勝りな性格で、姐御肌。
  何があっても人を守り、魔剣を滅ぼすという信念を持ち、
  がさつなようで実は思いやりに長けた人間。
  前契約者である秋弥を守れなかったことに自責の念を感じている。

[ハイディングスフェルト・フォン・シラー(ハイド)]♂
表記:Heidingsfeld von Schiller
年齢:21
詳細:シュヴァイツァー家に仕える心優しい執事。
   幼少の頃からフィーネの付き人であり、フィーネには強く物を言えない。
   執事としての能力は当然高く、聖剣・魔剣なしでもそれなりの戦闘能力を持つ。

[ロキ]♀
表記:Loki
年齢:(外見)20代半ば
詳細:魔剣『ミスティルテイン』の担い手。
   芝居じみた言動をしており、適合者以外には嘘をつくことが多い。
   悪戯好きで、信頼ゆえによくハイドを振り回す。
魔剣の能力:光・熱・視力を奪う(代償:マージ・ウェイク状態でなければ一瞬のみ有効)





※この台本は、企画「Arc Jihad」のコラボ作品になります。
 キャラブレ等の可能性はありますが、ご容赦ください。
!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



[とある公園の広場。彩瑛がベンチに座っている。]

彩瑛「う〜ん・・・・・」

ポンヤンペ「どうしたサエ。難しい顔をして」

彩瑛「私でも魔剣を探せないかな〜って思って」

ポンヤンペ「気配を察知しようとしていたのか?」

彩瑛「それもだけど・・・やっぱり見るだけじゃわからないよね。」

ポンヤンペ「他の人達から認識されない奴と話している、というのであれば疑えるが、
   どっちにしろ、実際に対峙してみないと確信は得られないだろうな。」

彩瑛「この前はいきなり襲われちゃったから、
   ポンヤンペに頼らずに敵を見つけようと思ったんだけど・・・・難しいね。」

ポンヤンペ「その反面、敵に遭遇しないことを祈っておこう。隙は見せるなよ?」

彩瑛「う、うん!」


[一方、同公園敷地内。ハイドとロキが迷い込む。]

ハイド「はぁ・・・困りましたね。」

ロキ「まさかハイドが方向音痴だったとは。」

ハイド「語弊どころの問題ではない冗談は控えていただけますか、ロキ?」

ロキ「失敬失敬。だが、フィーネと連絡がつかないのは、実に不運だな。」

ハイド「日本に着いたら連絡を入れるよう仰せつかっていたのですが、
   屋敷の方と連絡がつかないとなると、ノエルも屋敷にはいないでしょう。
   一応メールは入れておきましたが・・・・・来日早々、雲行きが怪しいですね。」

ロキ「主にハイドの、だがな」

ハイド「追い打ちかけないでください。
   ・・・一先ず、どなたかにお伺いするほかありません。」

ロキ「ならば、そこに人がいるぞ。この国の者だろう。」

ハイド「そのようですね。」

ポンヤンペ「ん・・・サエ、魔剣の気配だ。」

彩瑛「え、え?」

ハイド「すみません。少々、お尋ねしたいことがあるのですが」

彩瑛「ひゃぁっ!?」

ハイド「っ、大丈夫ですか?」

彩瑛「ぁ、あ、はい、すいません、いきなり声をかけられたから、その・・・」

ハイド「申し訳ありません。それで・・・」

ポンヤンペ「(食い気味に)離れろサエ!魔剣だ!」

ハイド「え」

彩瑛「そんな、でもこの人、外国の・・・」

ロキ「やれ、何やら騒がしいな」

ポンヤンペ「俺とサエが話しているのを見られたか。
   向こうが臨戦態勢でなかったのが幸いだった。」

ハイド「もしかしなくてもこれ、嫌な予感がするのですが・・・・」

ロキ「奇遇だな。やはり契約者と担い手の関係上、察するモノは同じらしい」

彩瑛「契約者・・・担い手・・・!?ポンヤンペ!」

ポンヤンペ「あぁ。『集え。大地の力、クトネシリカ』!」

ロキ「フッ、期待通りになったぞハイド」

ハイド「ちっとも期待していません。・・・すみませんが、我々に戦意は・・・」

ポンヤンペ「サエ、剣を構えろ。無害そうな奴ほど、何をしてくるかわからない。」

彩瑛「うん。切っ先は、下げない・・・!」

ロキ「あの状態では、こちらの言い分は聞いてもらえそうにないな」

ハイド「ロキ、お願いですから、絶対に魔剣を出さないでくださいね?」

ロキ「生憎だか我が主(あるじ)よ。そうも言ってられまい」

ポンヤンペ「『雷撃獣砲(らいげきじゅうほう)!』」

ロキ「よっと」

ハイド「っぁ!?」

彩瑛「今の距離で、避けるなんて・・・!」

ロキ「『貫け その身に誓わぬ命を絶て ミスティルテイン』。さっさと受け取れ、我が主」

ハイド「結局、こうなるんですね。女性が相手だと、なぜ穏便にいかないのでしょうか。」

ロキ「こういう時はあれだ、『ドンマイ』と言うらしい」

ハイド「どこで覚えてきたんですかその単語」

ロキ「先ほどすれ違った若者がそう言って・・・」

ポンヤンペ「(さえぎるように)茶番をしている暇はねぇ!」

ロキ「ほっ、と。ガサツな女は微力よのぅ」

ポンヤンペ「弱くて悪かった、な!」

ロキ「ふっ、『常闇に包まれ堕ちよ シュヴェルクラフト・スヴィティ』!」

ポンヤンペ「うぁっ!?」

ハイド「ロキ!全く、あなたって人は!」

彩瑛「ポンヤンペ、大丈夫!?」

ポンヤンペ「あぁ、なんとか。いきなり視界を奪われたかと思えば、身体が重くなった」

彩瑛「魔剣の力?」

ポンヤンペ「おそらくはな。」

ロキ「さて聖剣。我が主は戦闘を望んでおらぬゆえ、しばし語らせてもらおうか。」

ポンヤンペ「語らせてやるとでも思うか?」

ロキ「ふっ、もちろん。」

ポンヤンペ「軽口はそこまでだ!」

ロキ「それ、よっ、と、ととと」

ハイド「ロキ・・・どうしてあなたはそう相手を煽るような・・・・・はぁ。」

彩瑛「(小声)なんだろう、この人、魔剣を受け取ったのに、なんで構えないの?」

ポンヤンペ「ちょこまか、と!動く、な!」

ロキ「動いていれば、いつか当たるかもしれないと思ってな」

ポンヤンペ「くそっ、舐めた真似を・・・!」

ハイド「確かに彼女は少々厄介な煽り癖がありますが、
   我々はあなた方を傷つけたくないだけです。
   どうか話し合いの場を・・・・・」

彩瑛「・・・魔剣を構えられた以上、これは聖剣と魔剣の戦いです。
   素直に話し合いに応じると思いますか?」

ロキ「それもそうだな。だが、こちらは素直にいかせてもらおう。ハイド」

ハイド「え?」

ロキ「『マージ・ウェイク』」

ハイド「うわっ!?ろ、ロキ!」

彩瑛「一方的にマージ・ウェイク!?」

ポンヤンペ「力の関係上、尻に敷かれてるのかもな。サエ、下がっていろ」

彩瑛「でも!」

ポンヤンペ「相手の契約者がコントロールを奪われている以上、危険すぎる。」

ロキ「さて、少々本気でも出すことにしよう。行くぞっ」

ポンヤンペ「っ!枝のような剣で、斬りかかるかっ!」

ロキ「そちらの剣が届くよう、近づいてやっただけよ!」

ポンヤンペ「ふんっ、その程度の太刀筋で!」

ロキ「ほっ!ククッ、せっかく詰めた距離も拒まれてしまったか。」

ポンヤンペ「俺の間合いを取らせてもらったまでだ。
   自分の武器の扱いぐらい、把握しておけ!」

ロキ「では、切れ味でも試させてもらおうか!?」

彩瑛「させない!」

ロキ「おおっと。そちらの娘も戦えたか。」

彩瑛「小娘だからと、甘く見ないでください。」

ポンヤンペ「無茶はするな。コイツ、一筋縄じゃいかないぞ・・・!」

彩瑛「わかってる。さっきから動き方が軽すぎて、全然防御してないもの。
   魔剣を使ったのも、さっきポンヤンペに斬りかかったのが初めてだし。」

ハイド「ロキ。そろそろ気は済みましたか?」

ロキ「ふむ、私はここでやめても構わんのだが、向こうの二人にそのつもりはないらしい」

ポンヤンペ「『踊れ!雷の刃!雷撃斬(らいげきざん)!』」

ハイド「っ、さすがに、回避も一苦労しますね!」

ロキ「聖剣のリーチを伸ばしてきたか・・・・・やれ愉快!」

ポンヤンペ「はぁぁぁああああああっ!」

ハイド「ふっ!」

ポンヤンペ「逃がすか!」

ハイド「小回りが早い・・・!」

彩瑛「そこっ!」

ロキ「ほれ、腕を落とされるぞっ」

ハイド「いっ、いきなりコントロールを解除しないでください!」

彩瑛「はぁ・・・はぁ・・・・・2対1、なのに・・・・・」

ロキ「さて、担い手と契約者を離れさせた。あとは・・・
   『宿木よ 穿(うが)たれし者より光を奪え リヒロス・バルドル』!」

ポンヤンペ「ぅわっ!?こ、これは、くそ!」

彩瑛「視界が、奪われた!?」

ロキ「じっとしていれば手は出さん。ピクリと動けば、喉を掻っ切る程度には・・・」

彩瑛「(食い気味に)この程度っ!」

ロキ「おわっ!?と、不意打ちとは恐ろしいな」

彩瑛「え?そんな、どうして・・・!?」

ハイド「視界を奪ったとはいえ、相手の動きを完全に封じたわけではありませんので。
   聖剣と魔剣の戦闘である以上、油断はしておりませんよ。」

彩瑛「あ・・・契約者の、コントロールが・・・・・!」

ポンヤンペ「サエ!?」

ハイド「ご安心ください。右手を掴んでいるだけです。
   戦士でもない女性に手をあげるような真似はしたくないので、
   聖剣を振るえぬようにさせていただいています。」

ロキ「剣を収めろ。されば我らも剣を収めよう。」

ポンヤンペ「そんな戯言・・・!」

彩瑛「(さえぎるように)ポンヤンペ。・・・聖剣、返す。」

ポンヤンペ「サエ!?なぜだ!?」

彩瑛「この人たち、悪い人じゃないと思う。
   無理やり話を聞かせたいなら、今頃私の腕なんて、枝みたいに折られてそうだもん。
   それに、担い手の方に気を取られてたけど、私たちが冷静になれてなかった。
   お話、聞いてみよう?」

ポンヤンペ「・・・・わか、った。」



間。



[同公園。両者が聖剣と魔剣を収めた後、ハイドが謝罪と事情説明に入る。]

ハイド「では、自己紹介も含め、ご説明させていただきます。
   私はハイディングスフェルト・フォン・シラーと申します。
   我が主、ゼラフィーネ・フォン・シュヴァイツァーの命により、
   本日来日しました。
   しかし、主と連絡がつかず、途方に暮れておりましたところ、
   偶然立ち寄ったこの公園で、この国の方と思しきあなたを見つけたので、
   せめて現在地を確認しようと、お尋ねするために声を掛けた次第で・・・・・」

ポンヤンペ「じゃあ、俺たちと戦う気はなかった、のか?」

ハイド「はい。そちらが聖剣の担い手と契約者であることも気づいていなかったのです。
   聖剣をお持ちということは、『ミスティオン』に所属している方でしょうか?」

彩瑛「は、はい、そうですけど」

ロキ「あぁ、こちらに来る前に遊んだ奴の仲間か。
   情報は伝播(でんぱん)していなかったと見える」

ポンヤンペ「情報?」

ハイド「我々は魔剣の契約者ではありますが、『ミスティオン』への敵対意思が無い事を、
   ドイツ支部にいるウィルミヒルデ・アインハルトを介して通達しております。
   調べていただければ、おわかりいただけるかと。」

ポンヤンペ「なぁっ!?」

ロキ「ククッ、その反応、魔剣は皆敵と思っていたようだな?」

ポンヤンペ「あ、当たり前だろ!こないだも、魔剣の奴らが襲ってきたんだぞ!?
   というか、魔剣の担い手で、ここまで戦意の無い奴らなんて・・・」

ハイド「不要な戦闘は可能な限り避けるよう、我が主より仰せつかっております。
   それに、『ミスティオン』に所属する聖剣側の方々と戦う理由など、
   手合せとロキのお遊び以外では持ち合わせておりません。」

ポンヤンペ「『ミスティオン』のことといい、具体的に人名を挙げたことといい・・・
   つまりは、俺の、早とちり、か・・・・・」

彩瑛「ごご、ごめんなさい!いきなり襲いかかったりなんて、失礼なことを!」

ハイド「いえ、誤解を解かれたのであれば、それで十分です。
   私の担い手があなた方を煽ってしまったことも原因の1つですから。」

ロキ「しかしそちらの娘。
   視界を奪われたにも関わらず我らに奇襲を掛けるとは想定外だったぞ」

彩瑛「そ、それは・・・」

ポンヤンペ「サエは少し前まで、病のせいで目が見えなかったんだ。
   だから視力を奪われても、敵の位置くらいはわかるさ。な?」

彩瑛「うん、少しくらいなら。」

ハイド「なるほど。私が警戒していなかったら、間違いなく一太刀浴びせられていました。」

彩瑛「で、でも、結局、捕まっちゃいましたし・・・・・」

ハイド「?いかがされましたか?」

彩瑛「あ、そ、その・・・ぽ、ポンヤンペ!」

ロキ「ん?なぜ担い手の背後へ回った?」

ポンヤンペ「サエ、まさかとは思うが・・・・・」

彩瑛「ささ、さっき、までは、その、あの、戦っていた、から、ね!?」

ロキ「(彩瑛の視線の先を追う)どうやらお前が原因らしいぞ、ハイド」

ハイド「え?」

彩瑛「す、すみません、私、男の人と、あまり、喋ったことが無くて、あの・・・」

ポンヤンペ「今更奥手になってどうする?」

彩瑛「だ、だって!担い手さんは女性だったし、よくお喋りしてたのだって・・・・・」

ポンヤンペ「克己(かつみ)の時はすぐ普通に喋れたのにな。はははは!」

ロキ「やれやれ、ハイドは女に振り回されるのが相当好きらしいな。」

ハイド「決して好きなわけではないのですが・・・はぁ。」

ロキ「おや、それは失敬、訂正しよう。・・・女運(おんなうん)が無いな、ハイド。」

ハイド「・・・・・それ、あなたが言わないでください。」



間。



[同公園出入り口。彩瑛がミスティオンと連絡し、ハイドたちの情報を確認している。]

彩瑛「(電話中)はい・・・はい、わかりました。ありがとうございます。
   (電話を切る) シュヴァイツァーさんの魔剣のこと、今確認できました。」

ハイド「そうですか。それはよかった。」

彩瑛「でも、シュヴァイツァーさんの邸宅は、関東方面にあるみたいですよ?」

ハイド「関東?」

ポンヤンペ「日本の東側のことだ。ここは関西で、西側」

ロキ「ほう。すなわち、我らは降り立つ場所を間違えた、というわけだな」

ハイド「問い合わせの時点で間違えていたとは・・・・思いもしませんでした。
   これはシルヴェールのミスですね。」

ロキ「さて困った。西から東へ空を行き、今度は西から東へ地を行かねばならぬのか。」

ポンヤンペ「急ぐのか?」

ロキ「否、その必要もあるまい。
   大荷物を抱えているわけでないのだから、ついでに見物でもしていこう。
   たまの休みだ、我が主にも息抜きが必要だろう。」

ハイド「しかし・・・・・」

彩瑛「あ、あの、このあたりを観光するなら、案内しましょうか?
   ご迷惑をかけてしまったお詫びも、したいですし。」

ロキ「それは光栄。ぜひともお願いしよ・・・」

ハイド「(さえぎるように)あなたが言えたことではないでしょうロキ。
   申し訳ありません、こちらこそ迷惑をかけてしまったので、お詫びは不要ですよ。」

ポンヤンペ「それなら、一緒に観光しないか?サエも自分の目でいろいろみたいだろ?」

彩瑛「え、あ、う、うん!」

ポンヤンペ「俺たちも近々関東の方に行くんだ。
   しばらくここを離れるし、俺たちの見納めも兼ねて、な?
   せっかくこっちに来たんだ、お前の主人に土産でも買って行けばいい。」

ロキ「ちょうどノエルからメールの返信も来たことだしな。」

ハイド「っ、ロキ、いつの間に私のケータイを!?」

ロキ「ケケッ、点滅していたのでな。
   向こうはどうも騒がしくしていたために、こちらの連絡に気づくのが遅れたらしい。」

ハイド「では、フィーネ様はご無事なのですね。」

ロキ「あぁ。ゆえにこちらは、一時の安寧を楽しもうではないか、ニシシ」

彩瑛「じゃあ、行きましょう!」

ポンヤンペ「サエ、なぜ担い手の手を取った?」

彩瑛「え!?だ、だって、ほら、観光したがってた、から・・・」

ポンヤンペ「・・・バレバレだぞ。」

ハイド「?」

彩瑛「おおお男の人と、手を繋ぐ、のはっ、わ・・・わ〜〜〜!」

ポンヤンペ「あぁこら!いきなり走るな!待てって!」

ロキ「(サエに引っ張られながら)ハイド〜、遅れを取るなよ〜」

ハイド「・・・やはり私は、女性に対する逆運が強いようですね。はぁぁぁぁ・・・。」



To be continued.


												執筆:ほにゃら隊長
												編集:ほにゃら隊長、福山 漱流
		



こちらの台本は、コンピレーション企画「Arc Jihad(アークジハード)」にて書かせて頂いたものです。
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