【番外編】部長会議も平和(カオス)です。


・男女逆転は絶対にやめてください
・ネットブロードキャスト以外の利用はご一報ください
・少しでも疑問があれば利用規約を読んで、それでも分からないなら問い合わせください



<登場人物>
四方月七瀬(よもつき ななせ):
   3年生。生徒会副会長で裁縫部部長。穏和なお嬢様で、常に敬語口調。
   怒る時は静かに。春花とは違った腐女子で、時々笑顔が怖い。
久々野 黎乃(くぐの れの):
   3年生。水泳部部長。なぜか同年代に対して他人行儀が外せない。
   男子の中でも可愛い顔をしており、お姉様ウケと腐女子・腐男子ウケがいい。
藤宮 準(ふじみや じゅん):
   3年生。風紀委員長で写真部部長。眼鏡をかけており、キリッとした真面目ちゃん。
   実は重度のショタコンで、ショタを目の前にするとデレッデレになる。
遊馬 廉(あすま れん):
   3年生。広報部副部長。ホモォな意味でビッチという事実に限りなく近い噂がある。
   純真無垢な弟とは真逆の性格で、ハァハァするよりも変態発言が目立つ。
阿武野 満留(あぶの みつる):
   3年生。常に仮面を身に着けている生徒会長。低身長で勉強×だけど運動◎。
   やや偉ぶったような喋り方をしているが、仮面が取れてしまうと気弱ショタになる。





※七瀬の「私」は「わたくし」と読みます。
※満留は台詞前の名前表記が「みつる」になると、ショタっ子モードになります。
※準の台詞の括弧が『』の時はキャピキャピ(猫撫で声?)してます。
!━━━≡≡≡⊂´⌒⊃゜Д゜)⊃━━━ここから本編━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━!



七瀬「こんにちは・・・あら?会長はまだいらっしゃっていないんですね。」

黎乃「そうみたいですね。部長会議に遅刻なんて、珍しい・・・」

準「全くもって、たるんでます!」

黎乃「おわっ!?て、準さんも今来たんですね・・・後ろにいたの気づかなかった・・・」

準「生徒会長ともあれば、誰よりも早く待機しているべきだと言うのに。」

七瀬「まぁまぁ、あの会長のことですから、高野(たかの)先生に捕まっているのでは?」

黎乃「あ〜・・・確か会長、保健体育が赤点でしたもんね。」

廉「そうそう、一番落としちゃいけないテスト、落としちゃってたねぇ、マルちゃんは♪」

黎乃「うわあああああああああああああ!!!」

七瀬「廉さん、生徒会室にいらっしゃったんですか?
   お返事が無かったので、てっきりいないかと思いました。」

廉「ちょ〜っと探りという名の私物チェックに夢中になっちゃってて^^」

七瀬「私物を漁る行為は違反であるとみなし、停学処分に・・・」

廉「(さえぎるように)だだだだ大丈夫!マルちゃんのだけだから、ね?ね?」

七瀬「会長の私物だったらなおさら、生徒会権限が使えますね(^ω^)」

廉「あ、あはははは〜・・・・・」

黎乃「そぉいっ!!!」(裏拳)

廉「ぶほぁっ!?」

黎乃「ぜぇ・・・ぜぇ・・・なんで登場してから数秒で俺の尻撫でてんですか廉さん!」

廉「だ、だって、可愛い男の子のお尻だよ?撫でないわけにはいかな」

準「(さえぎるように)不潔です!不純です!自重しなさい!」

七瀬「コホン。いくら放課後とはいえ、今回は会議のために集まったのですから、
   最低限の自重はしてください、廉さん。」

廉「ん〜わかった、頑張って自重する。黎乃が黙って身体をまさぐらせてくれるなら♪」

黎乃「はい断罪(怒)」(腕捻り)

廉「いーだだだだだだだだだだだだ!腕、腕もげるぅぅぅうううううううう!!」

黎乃「はぁ。後輩に教わった護身術がすっごく役に立つ・・・・ありがとう、有希(あき)。」

準「変態撃退率で言えば、2年生の方が逞しいという印象が見られますね。
   不純同性交遊という名のセクハラも多いですし、撃退講座の提案を・・・・・」

七瀬「準さん、そちらは生徒会の方でも検討させていただきます。
   今回はあくまで部長会議ですから、そう気を張らずに。」

準「しかし・・・風紀委員長としての仕事は徹底します。
   この平和(ピンフ)学園の風紀を乱す輩は須(すべから)く・・・」

満留「(食い気味に&高らかに)ハーッハッハッハッハッハッハ!」

黎乃「な、なんだなんだ!?」

廉「この声・・・・・・あ、マルちゃん」

黎乃「え?っていつの間に生徒会室に!?俺たち入口にいたのにどっから!?」

満留「ふふん、生徒会長たる者、平和(ピンフ)学園ガチホモォ代表・高野(たかの)先生から
   逃げるために1階の窓から脱出した上に、
   そのまま壁を登って生徒会室へ至れずしてどうする?」

黎乃「偉そうな口調で言ってるけどそれ自慢になってねぇから!
   てかアクロバット過ぎんだろ会長・・・・」

廉「ホ〜ント、校舎の壁を伝って、2階にある生徒会室に入ってきたにもかかわらず、
   絶対に仮面だけは落とさないんだよな、マルちゃん」

黎乃「ぬぁっ!?」

準「廉さん!セクハラはやめなさい!」

七瀬「さ、全員揃ったことですし、さっさと会議始めますよ、アブノーマル会長」

満留「ノン!私はアブノーマルじゃなくて、阿武野満留d」

七瀬「(さえぎるように)椅子に立ってないでちゃんとお座りなさい、アブノーマル(黒笑)」

満留「は・・・はい・・・・(泣)」

黎乃「(小声)な、七瀬さん・・・会長の登場の仕方に突っ込まなかったけど、怖ぇ・・・・・」

廉「権威的に言えば、七瀬ちゃんの方が上なんだろうね。
   あの二人、ず〜っと同じクラスだったっぽいし。よいしょっと」

黎乃「ほわぁっ!?れ、廉さん・・・どこ触って・・・・・!(怒)」

廉「あは☆黎乃ってば、息子を軽く握られただけなのに顔赤くしちゃって、
   ホ〜ント可愛いんだかrふぶっ!?」

準「不純同性交遊禁止!」



― 改めまして ―。



七瀬「さて、今回お集まりいただいた件ですが」

満留「それなりに功績のあった部活の各部長に集まってもらった。
   まぁ、諸事情により広報部のみ、副部長が代理となったがな」

黎乃「何かあったんですか?広報部部長は」

廉「あぁ、部長である腐死鳥(ふしちょう)様は、原稿担当の二人を監視してるんだ。
   生徒会会計の鬼妖(きよ)がここにいないのはそのせい」

準「功績を認められたという事は、部費にも関わる会議ですよね?
   なのに会計がいないなんて・・・・・」

廉「しょうがないよ。後輩と遊び過ぎて腐死鳥様の逆鱗に触れちゃったんだから。
   販売会用の原稿が描き上がるまで、広報部流教育的指導術その2『閉鎖空間』発動中」

準「でしたら、せめて廉さんが見張り役をすればよかったのでは?
   大切な部長会議、代理よりも部長本人が来るべきです」

廉「ん〜?それは俺も言ったんだけど〜、断られちった」

満留「ほう、なにゆえ?」

廉「なんか、『廉くんはつまみ食いが激しいからダメ!原稿が白濁液で汚れる!』だってさ」

黎乃「Oh・・・」

満留「すまん、聞いた私が悪かった!(((( ゜Д゜;))))」

準「不潔・・・・・」

七瀬「それならば仕方ないですね。やむを得ない事情です。」

廉「俺としては〜、密室に鬼妖を監禁・拘束して、それこそ白濁液まみれにしt」

満留「(食い気味に)さぁ!功績を称えられし部活動の長たちよ!」

黎乃「なんか中二病の演説みたいな前振り始まった!?」

廉「(小声)思いっきりさえぎられた・・・ぐすん・・・」

満留「貴殿らには褒賞として選択肢をやろう。集団の長として、じっくり選ぶといい。」

七瀬「会長、外見に似合わない口調、そろそろやめませんか?」

廉「マルちゃん、男ん中じゃ背小っちゃいもんねぇ」

満留「うう、うるさい!私は会長だ、えええ偉いんだ!( ゜Д゜;)」

準「だからって、椅子の上にいちいち立たないでください、行儀が悪いです」

黎乃「あと、ずっと気になってたんですけど、その妙な仮面はなんですか?
   某有名な赤い彗星さんのパクリ?(´・ω・`)」

満留「貴様らァ・・・部費下げてやろうかァ・・・・・!(泣)」

七瀬「それは困りますね。そろそろ弄るのやめましょうか^^」

廉「マルちゃんはぁ、俺があとでじぃ〜っくり、身体の隅から隅まで舐めてあ・げ・r」

準「(さえぎるように)廉さん!猥らな発言は慎みなさい!」

七瀬「セクハラはせいぜい、部長会議が終わってから解放してください。
   でないと、せっかくのネタを回収し損ねてしまいます」

準「七瀬副会長!それでは禁止ではなくただの抑制になってます!」

廉「ふっふふ〜ん♪じゃあ会議が終わり次第、マルちゃんを・・・・・ジュルリ」

満留「・・・黎乃。君はツッコミ位置だった気がするんだが、なぜ突っ込まないんだ?」

黎乃「会長、突っ込まないんじゃないんです。ツッコミが間に合わないんです。」

満留「マジで?」

黎乃「はい」

満留「部費下げてもいい?」

黎乃「やめてください」

廉「何々〜?可愛い男の子二人で秘密のお話〜?
   なら俺には、二人の秘密の場所を触らせtひぎぃぃぃぃいいいいいいいい!?」

準「今後一切、私の前で不純同性交遊もといセクハラ行為は許しません!」

七瀬「場をわきまえてください。ここはあくまで部長会議、セクハラは後にしてください」

満留「な、七瀬副会長、微妙にフラグを折りきれてないんだけ、ど?
   風紀委員長も、生徒会の備品のボールペンでダーツしないで?(((;▽;)))」

準「そ、それは、失礼しました・・・・しかし、廉さんのような問題発言は、
   本来会長がいさめるべきだと思います。」

満留「うん、頑張るから、お願いだからもうちょっと穏便に、ね?(((;ω;)))」

準「・・・はい。」

廉「いってててて・・・・・まさかうなじを狙われるとは・・・・・」

黎乃「ノーガードな部分にピンポイントとか、準さんも侮れない(`・ω・´;)」

七瀬「さ、脱線が繰り返されては会議も停滞してしまいますから、本題に入りましょう。」

満留「えー、コホン。本日集まっていただいた、広報部・裁縫部・写真部・水泳部には、
   理事長及び前理事長からいくつか褒賞の選択肢が与えられている。
   各部長には、本会議中にその褒賞を選んでもらう。」

黎乃「なんか、急な話ですね。」

七瀬「褒賞を用意するまでに時間がかかってしまうかもしれないので、
   代表者に選ばせるのが最も無難であると判断されたようです。」

準「水泳部は全国大会優勝、広報部は実質的な収入、裁縫部はコンクールで最優秀賞。
   我が写真部は、全国大会と卒業アルバムなどに使用する写真の提供もありますし、
   いずれも個人成績のみでないことは確かですね。
   代表に決定権を委ねるのは合理的だと思います。」

廉「もらえるだけありがたいって話か。それでマルちゃん、褒賞ってどんなのがあるの?」

満留「今から配布するプリント、及び口頭で私から説明する。」

黎乃「えーっと、どれどれ・・・・うわぁ・・・・・」

七瀬「話を伺った時点では、内容までは知りませんでしたか・・・・」

満留「『1.部活動への費用配当を1.2倍にする』。これは見ての通りだからスルー。
   『2.学食無料パスの配布』。1か月分、学食のメニューがタダで食べられる。
   『3.赤点回避権限の授与』。教科が重複しなければ3回まで使えるそうだ。
   『4.生徒の写真集販売の許可』。ちなみに裸体でなければグラビアもOKらしい。
   『5.尾釜(おかま)先生との熱〜い個人授業による成績保障』。・・・説明省略。」

準「な・・・な・・・なんですかこれは!?」

七瀬「ツッコミどころが多いのは、間違いなく前理事長の仕業ですね。
   高野先生ではなく尾釜先生による個人授業であるあたり、
   生徒の性別を問わずに選べる選択肢になっていますし」

準「会長!これらの選択肢は異常です!特に4番と5番!」

満留「そ、そんなこと言われても、私はただ、君たちに選んでもらえと言われt」

準「(さえぎるように)卑猥な選択肢を与えることはよくありません!
   直ちに理事長へ直訴し、撤回を要求すべきです!」

七瀬「しかし、4番と5番を除けば、生徒たちには嬉しい限りの内容です。
   わざわざ撤回を要求するよりも、その3つから選んだ方がよろしいのでは?」

準「七瀬副会長!どうしてそんなに落ち着いていらっしゃるんですか!?」

七瀬「それは・・・私といたしましては、4番も5番もネタ的においしいので^^」

準「っ・・・・・ぁ、黎乃さん!水泳部部長のあなたはどうなんです!?
   部外者禁制の部活動とはいえ、こんな卑猥な選択肢を設けられて・・・・」

黎乃「う、う〜んと、俺はまぁ、その、あれだ、えっと、
   水泳部はよく食べる奴らが多いから、2番にしようかな〜って思ってたし、
   選択肢があっても、選択権は俺らにあるんだから、選ばなければいいし。」

七瀬「気を張りすぎですよ、準さん。気にくわなければ選ばなければいい。
   それでいいではありませんか。」

満留「す、スルースキルも、大事だぞ!」

黎乃「会長、反撃が怖いなら無理に発言しなくてもいいんですよ?」

満留「ここ、怖く、ないやいっ!(泣)」

黎乃「あ〜よしよし、怖いんですね〜(´―ω―`;)」

満留「うぅ・・・・・(泣)」

廉「よしよし、マルちゃんは俺が、ベッドの上で慰めてあげるかr」

準「話題を逸らさないでください!あと、不純同性交遊は禁止です!!!」

廉「へぼぁっ!?」

満留「ふぎゃあっ!?」

七瀬「あ、会長!」

黎乃「だだだ、大丈夫ですか!?あ、仮面が・・・・」

みつる「いたたたた・・・・ノート飛んできた・・・・・(泣)」

七瀬「あらあら、大丈夫ですか?どこかおケガは?」

みつる「ふぇえええ、怖かったよぉ〜(泣)」

黎乃「お、おいおい・・・・冗談だろ・・・・・」

廉「マルちゃんの素顔、初めて見たけど、こんなに可愛かったなんて・・・・・!」

準「ぁ・・・・ぁ・・・・・・!?」

廉「ヤバい、これ超ヤバい、妄想膨らみ過ぎてヤバい!(`●▽●´)」

黎乃「ふぁっ!?おま、泣き顔の会長で妄想!?こんなショタっ子で!?」

廉「いやぁ〜、こんなに可愛いショタっ子だったら、性的なアレとか無知だろうし?
   そんなショタっ子に手取り足取りナニ取り教えてあげて、
   四つん這いの状態で後ろから攻められたりなんてしたら、
   たまらなくKO☆U☆HU☆Nするに決まってんだろJK!!!」

黎乃「超絶的に飛躍した妄想を展開させんな!
   しかも『攻められたり』って、アンタが受けかよ!Σ( ゜Д゜;)」

七瀬「よかった。転んでしまっただけで、ケガはないようですね。」

みつる「うん・・・」

七瀬「それでは、仮面付け直して会議を再開s」

準『キャワユ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!!!!(エコー』

みつる「わあああああああああああああああああああ!?Σ(○Д○`;)」

黎乃「え、ちょ、何今の、え、え?( ゜Д゜;)」

七瀬「じゅ、準さん・・・・・」

準『何この子超きゃわゆ〜い!なんであんな残念な仮面被ってたの〜!?
   ただでさえ小っちゃくて肌白くて短パンが似合いそうなお坊ちゃまスタイルなのに
   クリッとした目してるしほっぺたぷにぷにで柔らかくてマシュマロみた〜い♪
   あ〜んも〜!この子お持ち帰りしたぁ〜い☆』

みつる「あわ、あわわわわ、だ、誰か、助け・・・(´;ω;`)」

廉「あちゃー、準ちゃん、ショタコンモード入ったな」

黎乃「ショタコン!?」

廉「え〜っと、広報部独自の調査によりますと、
   風紀委員長・藤宮準は重度のショタコンであり、
   普段こそそれらしい振る舞いをひた隠しにしているものの、
   いざ愛らしい合法ショタを目の前にすれば食いつかないわけがない。
   なお、あの状態の準ちゃんは超キャピキャピし、ショタっ子を決して放しません。
   以上、広報部からの情報でした、と。」

七瀬「情報提供ありがとうございます、廉さん。
   校内の取り締まり行為以外で、あのように高速で移動する準さんは初めて見ました。
   正直驚きが隠せません(´・ω・`;)」

黎乃「会長が泣きながら助けを求めてるってことは、相当ヤバいんだろうなぁ。
   七瀬さんは平然と対応してたから会長の素顔を知っていたんでしょうけど、
   まさか準さんがあそこまで豹変するなんて・・・・・」

七瀬「しかし、このままでは会議が進みませんし、終わらせることもできません。」

黎乃「廉さん、準さんのショタコンモードの強制終了ってできないんですか?」

廉「うん、無理☆時間経過で落ち着くとおもうけど(^ω^)」

黎乃「思いっきり他人事みたいに言わんでください!一大事なんですよ!?( ゜Д゜#)」

準『ん〜みつるくんキャワユイよぉ〜♪(>▽<*)』

みつる「じゅ、準ちゃ、離して・・・・」

準『ちょっ、準ちゃんだなんて!呼び方までショタっ子になってて益々キャワユ〜〜〜イ!』

黎乃「あ、あの〜準さん?そろそろ会議を再開しましょう?」

七瀬「でないと、いつまでも部長会議終わりませんよ?」

準『みつるくんがあまりにも可愛すぎて、もう離れらないよぉ〜><』

廉「あぁ、ショタコンすぎてキャピキャピしてる・・・こりゃダメだな」

準『はぁ〜んみつるく〜ん♪』

みつる「うぅ・・・れの、たすけて・・・・(´;ω;`)」

黎乃「(小声)お願いだから名指しで救援要請しないでええええええ!!!( ゜Д゜;)」

七瀬「仕方ありません、ここはショック療法で行きましょう。」

廉「ショック療法?」

七瀬「使命感の強い準さんのことですから、風紀委員長のお仕事を目の前に持って来れば、
   おそらくは正気に戻るかと思われます。」

黎乃「なるほど〜。でも、風紀委員長のお仕事って・・・・・」

七瀬「言わずもがな、『校内の風紀を乱す輩を一片残らず指導すること』ですよ^^」

みつる「な、ななせちゃん、笑顔が怖いぃぃぃ(´;_;`)」

準『よしよ〜しみつるく〜ん、大丈夫だからね〜、怖くないからね〜?』

黎乃「(小声)七瀬さんの背後に、阿修羅が見える・・・!(((( ゜Д゜;))))」

廉「で?結局どうしちゃうわけ?」

七瀬「クスッ、それは・・・・・」

黎乃「え、ちょま、なんで構えてんですか!?」

七瀬「(軽く息を吸って)生徒会流制裁術二式(にしき)『釣上一掬(ちょうじょういっきく)』!」

みつる「わああああああああっ!?」(空中にポーン)

準『あぁ!みつるくぅん!』

黎乃「あああああああ会長!っとと、危なかった・・・」

廉「黎乃、ナイスキャッチ!」

みつる「わ、わ、れ、れのぉ・・・・・!(´;ω;`)」

黎乃「あ〜よしよしよし、圧倒的なショタコンに束縛されて怖かったんですね〜」

みつる「ぅわぁぁぁああああああああん!(泣)」

廉「まさか、準ちゃんにホールドされてるマルちゃんを上手い具合に引っこ抜いて、
   黎乃の腕に投げ込むとは・・・・・七瀬ちゃんやるぅ☆」

七瀬「いえ、それほどでも^^」

廉「それじゃあ俺は・・・二人共、性的な意味で美味しくいただきまぁ〜っす!(エコー」

黎乃「へ?ってちょまあああああああああああああ!?」

準「ハッ!不純同性交遊はさせない!『断罪の逆胴(ぎゃくどう)打ちィ』!!!」

廉「うぎゃああああああああああああああああ!?!?!?」

七瀬「ふぅ、なんとかなったようですね。やはり黎乃さんに会長を投げつけて正解でした。」

みつる「ひぃぃぃぃ・・・!( ゜Д゜;)」



 −やっと落ち着きました。−



準「申し訳ありません・・・つい取り乱してしまいました・・・・・」

七瀬「まぁまぁ、落ち着いていただけたのであれば幸いです。
   これで会議を再開できますからね。」

準「しかし、七瀬副会長のお手を煩わせる結果となってしまいました。
   風紀委員長として、大失態でしかありません。」

廉「そうそう、俺なんて竹刀で叩かれちゃうし、災難だったよ。(小声)あぁまだ痛い・・・」

準「それは、不純同性交遊に喜んで走る廉さんの日頃の行いによるものも含んでいます」

廉「否!俺は黎乃との、甘くて熱〜い、ねっとりとした濃厚な絡みがしたくて・・・!」

黎乃「ひぃぃっ!?」

準「セクハラ発言もやめなさい!」

満留「っし、仮面装着完了。生徒会会長・阿武野満留、復活!」

七瀬「おや、ちゃんと付けられたみたいですね。」

満留「ハッハッハッ、待たせたな諸君!さぁ、会議を再開するぞ!」

準「はい、わかりました。」

黎乃「(小声)仮面付けてる会長だったらショタコンモードにならないんだな(^・▽・^;)」

満留「各部の部長たちよ。1から5の報酬選択から、それぞれ1つずつ決めてくれ。」

準「では写真部から。1番の『部活動への費用配当の増加』をお願いします。」

廉「広報部は3番だな。何気に赤点ギリギリの奴が多いから。」

黎乃「水泳部は、2番の学食無料パスの配布で。」

満留「ふむ、把握した。七瀬副会長、裁縫部はどれを選ぶ?」

七瀬「そうですね。せっかくですし、4番を」

準「えぇ!?」

廉「まさかのチョイスキタコレ。でもなんで?」

満留「裁縫部は主に様々な衣装を作っていることから、衣装紹介の写真集か?」

七瀬「何を仰っているんです?会長の写真集、ですよ♪」

満留「What!?」

黎乃「ど、どうしてそうなったんですか七瀬さん!?Σ( ゜Д゜;)」

七瀬「だって、4番の選択肢にしっかり書いていますよ?
   『生徒の写真集販売の許可』と」

黎乃「・・・・あ」

満留「ん?ドユコトナノ?」

七瀬「何も『部員の』とは書かれておりませんから、
   写真集のモデルが会長であってもよろしいわけでして」

満留「ハッ!?」

七瀬「仮面剥ぎ取った状態でモデルやらせれば、
   写真集の購入者もといショタコンなんていくらでも捕まえられますから、ね♪」
 
準『ショタっ子の写真集楽しみぃ〜☆ヾ(▽≦ノ』

満留「やぁむぇてぇええええええええええええ!!!!!(泣)」



黎乃「次回予告〜、です。」

廉「れぇ〜のっ!」

黎乃「おうふっ!?れれれ廉さん!」

廉「(ええ声で)捕まえた。相変わらず隙だらけだなぁ、黎乃は。」

黎乃「っ!?み、耳元で無駄に低音響かせないでください・・・!」

廉「(ええ声で)顔、赤くなってる。クスッ、可愛い。」

黎乃「おお、男が可愛いって言われたって・・・・・」

廉「(ええ声で)黎乃は可愛いよ。・・・せっかくだから、キス、しちゃおっかな。」

黎乃「ひっ!?」

準「(怒気及び怨念を込めて)廉さん・・・・・?」

廉「ふぁっ、じゅじゅ、準ちゃん、いいいいいつのまに後ろにイタノカナー?(○∀○;)」

七瀬「初めからいらっしゃいましたよ。
   廉さんは油断だらけですねぇ、主に突っ込まれる的な意味で」

廉「そりゃあもう!後ろから攻められる準備はいつでも!」

黎乃「ビッチ発言やめぃ!!!( ゜Д゜#)」

準「はぁ。各委員会及び部活動伝統の制裁術がなければ、今頃この平和(ピンフ)学園に、
   えげつない不純同性交遊が蔓延っていた可能性も否めなかったわけですね。
   先代から受け継いで正解でした。」

黎乃「準さん、助けてもらった身で恐縮なんですが、
   さすがに武器使っちゃうのはまずいんじゃないですかね?(^・ω・^;)」

準「模造刀よりはマシだと思いますよ」

黎乃「いや竹刀でも十分ヤバいと思いますが!?」

満留「うむ、道具を使った制裁はあまりよくないと思える。
   それこそ風紀の乱れを引き起こすとは思わないか?風紀委員長」

準「うっ・・・一理ありますね・・・・・」

七瀬「力がなくとも、体術だけで間接的制裁を与えることは可能ですから。
   よろしければ、今度ご指南いたしましょうか?」

準「ぜひお願いします!考えてみれば、武骨な道具を持ち歩くのも物騒ですし・・・」

七瀬「そうですね。極力道具は使わない方がいいと思います。」

廉「そうそう、道具を使っていいのは、(ええ声で)ちょっとした大人の遊びだけ、だろ?」

満留「ふぐぉっ!?」

七瀬「あ、それは・・・」

満留「むぐぅぅうううううううう!?!?!?(◎◇◎`;)」

廉「フフフフフフフフ、とある後輩から借りた猿轡、
   ぜひともマルちゃんに銜えさせてみたかったんDA!」

七瀬「生徒会流制裁術三式(さんしき)、『倒伏引離(とうふくいんり)』!」

廉「ぬわあああ!?って、え、ちょ、なんで俺が倒れた真正面に!?」

準「覚悟しなさい・・・『贖罪の小手面(こてめん)水平割りィ』!!!」

廉「ほぶあっ!?(エコー」

黎乃「じょ、女子の連携プレイ、怖いな〜・・・
   (小声)ってか、なんでこう3年生って、技を持ってる人が多いんだろ・・・・・」

準「あ、しまった、また竹刀を・・・・・」

満留「ぷはぁっ!い、今のはグッジョブと言わざるを得ないっ!」

七瀬「猿轡をした状態で仮面を外してくださればよかったのですがねぇ^^」

満留「さりげなく黒い事言わないでください七瀬副会長(;ω;)」

黎乃「さ、3年生だらけの今回のお話も終わらせますよ。
   誰か作者から次回予告のカンペもらってる人〜」

満留「カンペは我が手に!」

準「では会長、お願いします」

満留「コホン。『次回 さすがにそろそろノーマルでアブノーマルなネタも出さないとね!』」

七瀬「・・・作者、しっかりしてください。」

廉「ふふんっ、美味しそうな男はみんな俺が食べちゃうぞ〜☆」

黎乃「復活早っ!じゃなくて、なんでズボン脱いでんの!?!?!?Σ( ゜Д゜;)」

七瀬「それでは皆さん、ご唱和ください。せーのっ」

黎乃・準・七瀬「「「くたばれビッチが!!!」」」

廉「ぐふぁっ!?(エコー」

みつる「わ、わわわ、わ、あ、え、えっと、あ、あの、その、ま、また次回!(泣)」



ヾ(`・▽・´)ノ 終わりだぞ〜!





〜暴れたい放題の3年生共〜
どうも、犯人です。
まさか新キャラを3人も作ることになるとは思ってなかったけれど、やっぱり酷かった(笑)
1人はビッチだし1人はマジかと思いきやショタコンだし、会長は名前がアブノーマル←
作者はひたすら書きたいネタ書いたんで、皆さんはフラグに気を付けて叫んでね!(´ω`)
18禁解禁されてる分3年生は本当に酷い掛け合いばっかりですが、よかったらどうぞ。
		






   
 台本まとめに戻る     TOPに戻る


PAGE TOP